日曹達、今期経常は18％減益、前期配当を30円増額・今期も110円継続へ

　日本曹達 <4041> が5月11日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比23.6％増の127億円に伸びたが、22年3月期は前期比17.6％減の105億円に減る見通しとなった。

　同時に、前期の年間配当を80円→110円(前の期は80円)に増額し、今期も110円を継続する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比16.1％増の72.3億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の12.3％→11.0％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当事業年度におきましては、農業化学品事業において輸出向け販売が堅調に推移したことなどにより、予想数値を上回る業績となりました。　つきましては、2021年3月期の期末配当におきまして、1株当たり30円の増配を実施することといたしました。これにより、1株当たり年間配当金は110円となる予定です。　なお、本件につきましては、本年6月に開催予定の第152回定時株主総会に付議する予定です。