2008年12月期連結経常利益が従来予想を6億円上回り、前の期比36％増の16億円になったようだと発表した。減益予想から一転増益となる。急速な円高・ドル安の進行に伴い、中東から輸入するリン鉱石など肥料原料の購入費が想定を下回った。システム運用や生産設備の修繕などの経費削減も寄与した。売上高は18％増の345億円。従来予想を5億円上回る。昨秋からの世界的な景気減速で肥料需要は減っているが、夏までの好調な販売で補った。建材事業も07年の改正建築基準法による住宅着工減の反動で売り上げが増えた。
純利益は従来予想を1億円強上回り、前の期並みの6億円だったもよう。保有株式の評価損による特別損失を約1億円計上する。 newsミミ