シンクロ、今期経常を14％上方修正・最高益予想を上乗せ

　シンクロ・フード <3963> [東証Ｐ] が3月15日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の7.3億円→8.3億円(前期は4.5億円)に13.7％上方修正し、増益率が61.5％増→83.6％増に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.2億円→4.2億円(前年同期は3.5億円)に30.8％増額し、一転して21.1％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（２）修正の理由通期業績予想発表(2022年11月14日)以降、新型コロナウイルス感染症第８波の到来が懸念されておりましたが、足元では全国的に感染者数が大きく減少していることや、2023年５月８日より新型コロナの感染症法上の分類が５類へ移行すること等、飲食業界に対して追い風となっております。また、求人広告サービスにおける販売チャネル政策の進展や、M&A仲介サービスにおける成約の進捗等が見られました。その結果、当第４四半期会計期間において、新たな求職者獲得のためのSNS広告投資や、新規事業推進のためのマーケティング投資等の戦略投資を吸収しながら、売上高、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益が、当初予想を上回って推移していることから、最近の当社業績動向も踏まえ、通期の連結業績予想を修正することといたしました。(注)上記の通期連結業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。