朝日印刷、今期経常を9％上方修正、未定だった配当は30円実施

　朝日印刷 <3951> [東証２] が11月8日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比8.2％減の12.2億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の20.8億円→22.8億円(前期は24億円)に9.4％上方修正し、減益率が13.4％減→5.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比1.7％減の10.5億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は30円(前期は30円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比18.0％増の6.1億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の4.4％→5.6％に改善した。

株探ニュース