データセクション＜３９０５＞（東証グロース）は３月４日、再び上値を追って一段と上げ前場ストップ高の９８５円（１５０円高、１８％高）に達した後そのまま買い気配を続けて２０１８年以来の９００円台に進んでいる。前取引日・１日の１５時に新株式の払込完了による筆頭株主の異動、会長職の設置と新会長の就任などを発表し買い材料視されている。 会長職の設置は経営体制強化及び事業収益強化を目的とし社長にバルクホールディングス＜２４６７＞（名証ネクスト）代表取締役社長兼ＣＥＯ石原紀彦氏が就任する。また、筆頭株主の異動は、これまで筆頭だったＫＤＤＩ＜９４３３＞（東証プライム）が２位株主（議決権割合１２．３９％）になり、新たに投資運用業のＦｉｒｓｔ　Ｐｌｕｓ　Ｆｉｎａｎｃｉａｌ　Ｈｏｌｄｉｎｇｓ（シンガポール）が第１位株主（同１３．１６％）になったとした。（ＨＣ）
現在、当社は新戦略として掲げている AI データセンターの運営及び AI クラウドサービ ス運営の準備を進めております。当該新事業戦略に関しては日本国内のみならずグロー バル特に欧州での事業展開を検討しております。欧州各国は近年の地政学的リスクと高ま りを受けてAI の積極的な導入を進めております。 スペインの国民党元党首であり、2024 年１月に設立された、安全保障及び AI に焦点を当 てた Hyperion Fund FCR を運営する Casado 氏の参加により各国でのプロジェクトとの連 携及び推進に大きく貢献し当社の新戦略遂行を後押しするものと期待しております。 なおCasado 氏は、当社取締役に該当いたしません。

バルクHDはサイバー防衛の施設販売と訓練展開。自衛隊・警察・インフラ企業に実績。データセクへ出資とあることからダデーターセクへの期待出資と業務提携及び自衛隊サイバー防衛強化目的としたのか
れに加えてQuanta Computer（本社：台湾桃園市）との業務提携に向け基本合意書を締結したと発表した。
Quanta Computerは、ノートパソコンやクラウド向けサーバー等の電子機器における受託製造サービス（EMS）を提供し先進的で高性能なサーバー技術の開発・製造に注力している。同社は大容量のデータ分析やAIによる高性能の画像解析等に強みを持つ。
今回両社の技術や製品・リソース及びネットワークを活用しAIサーバー分野における最先端のNVIDIA製GPUを搭載したサーバーの確保及びAIデータセンターの運営などにおける協業を目指す。2025年3月を目途に同業務提携を開始する予定である。
これだけの条件が揃いながらKDDIはデータセンターに転換する工事を2024年度内に始め25年度中の本格稼働を目指す。データセクションなどとも「引き続き連携する」とコメントしたが実質的にはKDDI単独での運営を予定しているようだ。しかしながらデータセクションの第二位の株主であり
第一位はシンガポールの投資機関であるＦＩＲＳＴ・ＰＬＵＳ・ＦＩＮＡＮＣＩＡＬ・・ＨＯＬＤＩＮＧＳ　ＰＴＥ．ＬＴＤとなったためにKDDIが単独運営としたと思われるが「引き続き連携する」という事ですので来年の情報次第では大きく値が動くことが期待できる。