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データセク Research Memo(3):店舗DX促進ツールを提供する「リテールマーケティング事業」が主力

配信元:フィスコ
投稿:2023/10/30 14:33
*14:33JST データセク Research Memo(3):店舗DX促進ツールを提供する「リテールマーケティング事業」が主力 ■事業概要

データセクション<3905>は、コア技術である「大容量のデータ解析技術」を用いて収集したビッグデータを自然言語処理、画像・動画解析、音声解析等を行い、得た情報を用いる自社プロダクト・サービスを開発している。これを「リテールマーケティング事業」「ソーシャルメディア分析事業」「AI・システム開発事業」「新規事業」などの事業領域で展開している。

1. リテールマーケティング事業
主に小売店舗のDXを推進し業務の最適化を行っている。店舗AIカメラ画像から来店客の行動データを分析し、来店客の購買率などを可視化し、顧客に情報を提供している。また、SaaS型の分析システムをサービスとして提供しており、顧客の業務を効率化するための活用支援を行っている。

SaaS型の分析システムはいずれもサービスとして「FollowUP」を主力に、「Store Capacity Contorol(SCC)」「HealtyUP」「COVID-19 Tasking」などがある。「FollowUP」は、入店客の店内行動から販売パフォーマンスの向上や改善を導き出す分析ツールである。店舗の現状を把握し、店舗のオペレーションの改善に結び付くサポートにより売上向上を促すことができる。「Store Capacity Contorol」は、入店制限を自動化する混雑情報配信サービスである。店舗内の人数を把握し、入り口にて来店客に入店の可否を表示で知らせることができる。「HealtyUP」は体温検知・アラートサービスである。店舗入場者の発熱やマスク着用の有無を検知し、感染者がいつどの店舗にいたかを追跡することができる。「COVID-19 Tasking」は、店舗内で実施する消毒などの感染対策オペレーションのスタッフ教育(eラーニング)や、日々の感染対策オペレーションを支援するサービスを提供するものである。スーパーマーケット向け商品解析ソリューション「FollowUP Shelf Analytics」は、画像処理AIを利用したリアルタイム監視と警告システムを利用し、欠品商品の検知や商品の適切な配置に役立てることができる。なお、「Store Capacity Contorol」「COVID-19 Tasking」「FollowUP Shelf Analytics」は、いずれも海外でサービスを展開している。

2. ソーシャルメディア分析事業
主にクチコミ分析からのマーケティング支援を行っている。国内及び海外のSNSやインターネット上のクチコミを分析して企業のマーケティングリサーチや風評リスクを検知し、これを用いて省庁や自治体向けに観光施策のコンサルティングサービスを実施している。また、X(旧Twitter)における販促効果測定を分析するSaaS型の分析システムをサービスとして提供している。

SaaS型サービスは「Insight Intellgence Q」が主力である。「Insight Intellgence Q」は、調べたいトピックに対し、ソーシャルメディアのデータ分析をリアルタイムに行えるツール「Insight Intellgence」を、マーケター向けに、一般企業向け広告出稿後の効果測定、マーケティング戦略への活用、リスク認知などにも活用できるようにしたものである。

3. AI・システム開発事業
主にビッグデータの収集及び分析技術を業務に活用するコンサルティングを行っている。具体的には、大企業が保有するビッグデータを分析するセミオーダー型システムの開発や、業務改善のためにビッグデータ分析を活用するコンサルティングを行う。また、開発後のシステム運用保守も行っている。

4. 新規事業
主に「データ解析技術」を活用した新事業を展開している。同社のデータ分析ノウハウを、新たなマーケットの課題解決に活用するビジネスである。新しい技術やアイデアが実現可能かどうかの検証だけでは終わらせずにサービス化を実現し、ストック型の拡張性の高いビジネスモデルの構築を推進している。研究開発により新ビジネスを創り上げる取り組みにより生まれた新たな技術や既存技術事業に反映することも可能になる。具体的には医療系ビジネス、小売業向けの新規プロダクトの開発に取り組んでいる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)

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配信元: フィスコ

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