ＮＴＬ、前期経常が一転赤字で下振れ着地・今期は黒字浮上へ

　日本テクノ・ラボ <3849> [札証Ａ] が5月17日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期の経常損益(非連結)は5400万円の赤字(前の期は1億5600万円の黒字)に転落したが、従来予想の3000万円の黒字を下回り、黒字予想から一転して赤字で着地。22年3月期は1億5000万円の黒字にＶ字回復する見通しとなった。

　同時に、今期の年間配当は未定とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の経常利益は前年同期比5.0％増の8400万円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の28.2％→27.5％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　イメージング＆プリンタコントローラ事業において、2021年３月期期末に売上を予定していた案件の受注期日が遅延したことにより、2021年３月期期末に納品を完了することが不可能となり、その結果、前回発表予想の売上高、営業利益、経常利益、当期純利益に影響を及ぼしましたため、上表の様に修正いたします。