コミュニケーションネットワーク事業のＭＶＮＯサービスはフリービットと組んで

Ｕ－ＮＥＸＴは１２月１６日、東証マザーズに上場する。

　「Ｕ－ＮＥＸＴ」のブランドで展開するデジタルコンテンツ配信サービスのコンテンツプラットホーム事業と、通信事業が提供するインターネット回線代理販売や「Ｕ－ｍｏｂｉｌｅ」の名称で手掛けるＭＶＮＯ（仮想移動体通信事業者）によるモバイル通信サービスを手掛けるコミュニケーションネットワーク事業が両輪。

　コンテンツプラットホーム事業では、国内外の映画やドラマ、アニメ、バラエティーなどの映像コンテンツを中心に、電子書籍や音楽も含めたエンターテインメントコンテンツの個人向け有料配信を行う。定額見放題のビデオ・オン・デマンドサービスを提供し、月額料金を収受するモデル。旧作が中心の見放題に加え、都度課金で新作、準新作の配信も行う。

　サービスは自社提供だけでなく、通信キャリアやシネマコンプレックス、家電量販店など異業種企業の顧客向けサービスとしてＯＥＭ（相手先ブランドによる生産）も行っており、大きな先行投資を行うことなく、安定的に顧客を獲得できる体制も構築している。

　コミュニケーションネットワーク事業のＭＶＮＯサービスはフリービットと組んでＮＴＴドコモの回線を再販。格安スマホ市場の拡大に乗って高成長している。

［ 株式新聞ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］
提供：モーニングスター社 (2014-12-01 12:01)