ＳＩ、今期経常を一転41％減益に下方修正、配当も5円減額

　システムインテグレータ <3826> [東証Ｓ] が1月13日大引け後(15:30)に決算を発表。23年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比62.2％減の1億8500万円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の6億0300万円→3億4500万円(前期は5億8800万円)に42.8％下方修正し、一転して41.3％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の経常利益も従来予想の4億8600万円→2億2800万円(前年同期は2億5900万円)に53.1％減額し、一転して12.0％減益計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の12円→7円(前期は11円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の経常利益は前年同期比57.8％減の6800万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の12.8％→6.6％に大幅低下した。

株探ニュース