アクロディアが５日続落で年初来安値、事業の選択と集中に着手で１７年８月期業績予想を下方修正

　アクロディア<3823.T>が５日続落で年初来安値を更新。前週末１４日の取引終了後、１７年８月期の連結業績予想について、売上高を３３億６００万円から２８億２７００万円（前期比２３．９％増）へ、営業損益を８７００万円の黒字から３億３９００万円の赤字（前期３億３０００万円の赤字）へ、最終損益を４２００万円の赤字から６億６００万円の赤字（同５億４００万円の赤字）へ下方修正したことが嫌気されている。

　これまで新規で獲得を目指していたＶＯＤ事業などの新規プラットフォームソリューションや不調なゲームなど、今後の業績寄与の見込みが低い事業を停止し、事業の選択と集中に着手していることが要因としている。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（１６年９月～１７年２月）決算は、売上高１４億２６００万円、営業損益２億８２００万円の赤字、最終損益５億３８００万円の赤字だった。前年同期は単独業績を開示していたため、前年同期との比較はない。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）