決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … イクヨ、ＳＲＡＨＤ、イチケン (5月18日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の5月17日から18日の決算発表を経て19日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＳＲＡＨＤ <3817>
　23年3月期の連結経常利益は前の期比11.4％増の72億円に伸びたが、24年3月期は前期比14.6％減の61.5億円に減る見通しとなった。

▲No.3　イクヨ <7273>
　23年3月期の連結経常利益は前の期比94.5％増の7億円に拡大したが、24年3月期は前期比57.1％減の3億円に大きく落ち込む見通しとなった。

▲No.4　うかい <7621>
　23年3月期の経常損益(非連結)は8.5億円の黒字(前の期は4.7億円の赤字)に浮上したが、24年3月期の同利益は前期比34.9％減の5.5億円に落ち込む見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3817> ＳＲＡＨＤ 　　東Ｐ　　 -2.95 　　5/18　本決算　　　-14.60
<1847> イチケン 　　　東Ｐ　　 -2.00 　　5/18　本決算　　　 12.19
<7273> イクヨ 　　　　東Ｓ　　 -0.92 　　5/18　本決算　　　-57.08
<7621> うかい 　　　　東Ｓ　　 -0.86 　　5/18　本決算　　　-34.86

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした19日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

株探ニュース