メディア工房が続伸、第１四半期３８％営業増益

　メディア工房<3815.T>が続伸している。前週末８日の取引終了後に発表した第１四半期（９～１１月）連結決算が、営業利益４００万円（前年同期比３８．３％増）と大幅増益となったことが好感されている。

　前連結会計年度末にゲームコンテンツ事業を実質撤退したことや、既存事業の収益モデル再構築に一部遅れが生じたことなどが影響し、売上高は４億４８００万円（同０．６％減）と微減となったが、既存メディアの運用強化による広告収入増加や、自社Ｗｅｂサイト内における課金コンテンツの充実を図ったことでメディア事業が好調に推移し増益を確保した。

　なお、２１年８月期通期業績予想は、売上高１９億６０００万円（前期比９．０％増）、営業利益１０００万円（前期９００万円の赤字）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS