日経平均の乱高下の影響も強く受けず、週足では一般的な長期足設定の52週線を大きく下回ってきました。週足の長期線を75週設定にすると¥3,000程度になるので、この辺りまでは緩やかに下げ基調が続くと想定しています。
そこからは短期的な決算目線よりはマーケットでの生成AIプロジェクトに対する大手参入の動きが重要ではないかと思います。

過去に記載したように、本来は同社の本業分野ではないため、大手SIer、ソフトウエアハウス等の参入、特にNTT Dataやアクセンチュア、類似大手企業が大型実績を公表した場合は、発注企業の関心はソフトウェアカスタマイズやSI本業の企業に移り、同社は薄利の可能性もある価格勝負に移行せざるを得ないのではと感じます。

仮にその様な場合は、¥3,000も大きく下回り過去の低価格株価が視野に入ってくるのかと、私見ながら考えております。