ガイアックス、非開示だった前期経常は赤字転落へ

　ガイアックス <3775> [名証Ｃ] が2月14日大引け後(16:00)に非開示だった業績見通しを発表。21年12月期の業績予想は連結経常損益が1.9億円の赤字(前の期は1.5億円の黒字)に転落する見通しと発表した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　(1)連結業績当連結会計年度は、インキュベーション事業において当社の投資先である株式会社Photosynthが上場したことにより、当社が保有している当該株式の一部を売却し大きな売上を計上したものの、インキュベーション事業の各サービスにおいては、新型コロナウイルスの影響により売上が伸び悩み、前年実績を下回る結果となりました。利益面は、連結子会社のEDGE株式会社の株式を売却し、子会社株式売却益を計上したものの、下記４に記載のとおり有価証券評価損を売上原価に計上しており、また販売管理費においては、社内体制増強のため人件費が増加し利益を圧迫いたしました。これらの理由により前期実績との差異が生じる見込みであります。(2)個別業績当事業年度の売上高につきましては、上記（1）連結業績のとおり、株式会社Photosynthの株式の一部売却があり売上高増加に貢献したものの、インキュベーション事業の各サービスの売上が伸び悩み、前年実績を下回る結果となりました。利益面についても、人件費が増加し利益を圧迫いたしました。これにより前期実績との差異が生じる見込みであります。(3)有価証券評価損の計上についてインキュベーション事業で保有している有価証券のうち実質価額が下落し、回復する可能性が低いと想定されるものについて保守的に評価し、連結及び個別決算において７銘柄に係る22百万円の有価証券評価損を売上原価に計上しております。