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*12:28JST アドバンストメディア:AI音声認識AmiVoiceを核としたサービスを展開、音声認識ソフトウェア市場でNo.1
アドバンストメディア<3773>は、AI音声認識AmiVoiceを核とした音声事業の単一セグメントで構成されている。
音声事業の単一セグメントは、既存コアビジネスをBSR1(第一の成長エンジン)、新規ビジネスの創生・M&A・海外事業をBSR2(第二の成長エンジン)と定義し、8つのプロフィットユニットで構成されている。BSR1は、コールセンター向けのCTI事業部(2024年3月期売上高に対して47.0%)、地方自治体・各種民間企業向けのVoXT事業部(同18.6%)、病院や診療所向けの医療事業部(同13.7%)、製造・物流・金融・製薬等の民間企業向けのSDX事業部(同10.1%)の4つに分かれており、BSR1のストック比率は71.4%と安定的に収益を獲得できるモデルとなっている。コールセンターでは519社(74,314ライセンス)、自治体・民間では累計2,272施設、医療分野は18,229施設(52,251ライセンス)など、AmiVoiceを核としたサービスは幅広い業種・業界で既に導入されている。
2024年3月期第1四半期の売上高は前年同期比20.6%増の1,482百万円、営業利益は同94.6%増の265百万円で着地した。各企業で生産性向上にAI技術を活用するニーズの高まりを背景にAmiVoiceの各種製品やサービスの導入や利用の継続が好調に推移。また、ストック比率も高レベルに維持することで、BSR1においてはCTI事業部、VoXT事業部の売上高が大幅に伸びて前年同期比22.4%増、BSR2においても前年同期比8.7%増の増収となった。2025年3月期通期の業績は、売上高で前期比16.6%増の7,000百万円、営業利益で同7.5%増の1,470百万円の見通し。
同社は、国内音声認識においてソフトウェア市場・クラウドサービス市場でシェア1位となっている。AI音声認識 AmiVoiceは、豊富な導入率や高い認識率、幅広い業種と専門用語に対応するなどの競争優位性が音声認識市場でのトップシェアに繋がっている。現状直接的な競合は存在しておらず、技術的にはGoogle、アマゾン、マイクロソフトなどの米テック大手なども音声認識技術を開発できるが、同社はしっかりとBtoB(ビジネス向け)に特化して、中でも「コールセンター、医療、議事録向け」などの領域特化型の音声認識技術で顧客から高い評価を得ている。Googleの音声認識が出てきたときも、同社への懸念の目が向けられたが、ふたを開けてみると国内で音声認識技術を使ったサービスをビジネス向けに提供できている企業はシェア1位という観点から同社が頭一つ抜けている。中期的な目標は売上高100億円、営業利益25億円を掲げており、既存・新規アプリ/サービスの目的特化プラットフォーム化によるビジネス拡大を図っていく。生成AIを活用した新規ビジネスや音声認識技術にシナジーのある企業のM&Aにも前向きで、売上高が10~20億円、営業利益が黒字もしくは黒字化予定、取得金額20~40億円の企業のM&Aを2027年3月期までに2回実行することを視野に入れている。市場環境の追い風が進む中、底堅い成長が続く同社の今後の成長に注目しておきたい。
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音声事業の単一セグメントは、既存コアビジネスをBSR1(第一の成長エンジン)、新規ビジネスの創生・M&A・海外事業をBSR2(第二の成長エンジン)と定義し、8つのプロフィットユニットで構成されている。BSR1は、コールセンター向けのCTI事業部(2024年3月期売上高に対して47.0%)、地方自治体・各種民間企業向けのVoXT事業部(同18.6%)、病院や診療所向けの医療事業部(同13.7%)、製造・物流・金融・製薬等の民間企業向けのSDX事業部(同10.1%)の4つに分かれており、BSR1のストック比率は71.4%と安定的に収益を獲得できるモデルとなっている。コールセンターでは519社(74,314ライセンス)、自治体・民間では累計2,272施設、医療分野は18,229施設(52,251ライセンス)など、AmiVoiceを核としたサービスは幅広い業種・業界で既に導入されている。
2024年3月期第1四半期の売上高は前年同期比20.6%増の1,482百万円、営業利益は同94.6%増の265百万円で着地した。各企業で生産性向上にAI技術を活用するニーズの高まりを背景にAmiVoiceの各種製品やサービスの導入や利用の継続が好調に推移。また、ストック比率も高レベルに維持することで、BSR1においてはCTI事業部、VoXT事業部の売上高が大幅に伸びて前年同期比22.4%増、BSR2においても前年同期比8.7%増の増収となった。2025年3月期通期の業績は、売上高で前期比16.6%増の7,000百万円、営業利益で同7.5%増の1,470百万円の見通し。
同社は、国内音声認識においてソフトウェア市場・クラウドサービス市場でシェア1位となっている。AI音声認識 AmiVoiceは、豊富な導入率や高い認識率、幅広い業種と専門用語に対応するなどの競争優位性が音声認識市場でのトップシェアに繋がっている。現状直接的な競合は存在しておらず、技術的にはGoogle、アマゾン、マイクロソフトなどの米テック大手なども音声認識技術を開発できるが、同社はしっかりとBtoB(ビジネス向け)に特化して、中でも「コールセンター、医療、議事録向け」などの領域特化型の音声認識技術で顧客から高い評価を得ている。Googleの音声認識が出てきたときも、同社への懸念の目が向けられたが、ふたを開けてみると国内で音声認識技術を使ったサービスをビジネス向けに提供できている企業はシェア1位という観点から同社が頭一つ抜けている。中期的な目標は売上高100億円、営業利益25億円を掲げており、既存・新規アプリ/サービスの目的特化プラットフォーム化によるビジネス拡大を図っていく。生成AIを活用した新規ビジネスや音声認識技術にシナジーのある企業のM&Aにも前向きで、売上高が10~20億円、営業利益が黒字もしくは黒字化予定、取得金額20~40億円の企業のM&Aを2027年3月期までに2回実行することを視野に入れている。市場環境の追い風が進む中、底堅い成長が続く同社の今後の成長に注目しておきたい。
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