決算プラス・インパクト銘柄・寄付 … アイモバイル、ザッパラス、サトウ食品 (3月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月8日から9日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ハウテレ <7064>
　22年1月期の経常損益(非連結)は4400万円の黒字(前の期は2億1800万円の赤字)に浮上し、23年1月期の同利益は前期比6.4倍の2億8000万円に急拡大を見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　サトウ食品 <2923>
　22年4月期第3四半期累計(21年5月-22年1月)の連結経常利益は前年同期比23.1％増の30.4億円に伸びた。

★No.3　アイモバイル <6535>
　22年7月期第2四半期累計(21年8月-22年1月)の連結経常利益は前年同期比29.1％増の33.3億円に伸び、通期計画の37.1億円に対する進捗率は89.7％に達し、5年平均の68.5％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7064> ハウテレ 　　　東Ｍ　　 +9.20 　　3/ 9　本決算　　　536.36
<2923> サトウ食品 　　東２　　 +5.35 　　3/ 9　　　3Q　　　 23.06
<6535> アイモバイル 　東１　　 +1.83 　　3/ 9　　上期　　　 29.06
<3770> ザッパラス 　　東１　　 +1.51 　　3/ 9　　　3Q　　　 49.34

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース