インタートレ、今期経常を一転赤字に下方修正

　インタートレード <3747> [東証２] が8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。21年9月期第3四半期累計(20年10月-21年6月)の連結経常損益は3800万円の赤字(前年同期は1億3200万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の5800万円の黒字→5400万円の赤字(前期は8300万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の1900万円→7800万円(前期は5000万円)に4.1倍上方修正し、一転して56.0％増益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常損益も従来予想の7800万円の黒字→3400万円の赤字(前年同期は1100万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結経常損益は1800万円の赤字(前年同期は6000万円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-8.5％→5.4％に急改善した。

株探ニュース