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フォーシーズHDのニュース
■今後の見通し
1. 2022年9月期の業績見通し
フォーシーズHD<3726>の2022年9月期連結業績予想については、売上高3,270百万円(前期比32.5%増)、営業利益67百万円(前期は148百万円の損失)、経常利益64百万円(同150百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益60百万円(同178百万円の損失)と、2ケタ増収を見込み、各利益は黒字転換を見込んでいる。
2. 重点施策
セグメント別の重点施策は以下のとおりである。
(1) コミュニケーション・セールス事業
メディア媒体を含めたあらゆる販売チャネルを駆使し、顧客数・売上高・営業利益の拡大を目指す。パーソナルトレーナーとして顧客との信頼関係の構築及び継続のほか、Webでは保有リストを中心とした売上基盤の再構築と顧客コミュニケーションの再整備、海外への販路拡大により売上拡大を図る。また、炭酸を含んだ泡で肌の“めぐり”をサポートする顔用のパック「炭酸パックプレミアム」、シワ改善効果と美白効果を併せ持つ有効成分を配合した医薬部外品の部分用クリーム「ファインビジュアル ホワイトリンクルクリーム」などの新商品展開により、業績回復を目指す。
(2) 化粧品卸事業
顧客からの根強い支持がある「ナチュラルアクアジェル」と新商品「薬用ホワイトクリアジェル」のプロモーション展開及び店頭展開強化により、ピーリング商品の復権と新たな柱となる商品の育成を推進する。また、インスタグラマーやユーチューバーの活用によって国内EC販売を強化するほか、東南アジアを中心としたアジア市場の販売を強化することで、業績の回復を目指す。
(3) 衛生コンサルティング事業
引き続きニーズが高い「空間除菌デバイスDevirusAC(デヴィルスエーシー)」の販売のほか、HACCPジャパンが監修した飲食店向けHACCPアプリの展開により、微生物蛍光画像測定機「BACTESTER(バクテスター)」を用いたHACCP指導サービス強化を図る。
(4) アロマ事業
赤字体質からの脱却を図るため、MD(ブランド、店舗、顧客)コンセプトの見直し及び社員への教育体系を再構築し、既存店舗の活性化を図る。引き続き不採算店舗から脱却が難しい店舗はスクラップしていくと同時に、立地や出店条件等を総合的に判断し、利益の見込めるエリアへの出店も進めていくことで、業績の拡大と黒字化の早期実現を目指す。
3. 2022年9月期第1四半期の業績概要
2022年9月期第1四半期連結業績については、売上高652百万円(前年同期比36.4%増)、営業損失53百万円(前年同期は39百万円の損失)、経常損失52百万円(同41百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失48百万円(同44百万円の損失)となった。アロマ事業の売上が加わり増収となったものの、衛生コンサルティング事業及びアロマ事業の先行投資により、営業損失幅が拡大した。
コミュニケーション・セールス事業は新規顧客をテレビインフォマーシャルで行い、Webでの広告宣伝費を調整したことで減収となったものの、第2四半期以降はWeb媒体での新規獲得を再強化することで業績回復を目指す。化粧品卸事業は店頭・ECの売上が伸長し、増収及び損失幅が縮小した。衛生コンサルティング事業は、予算通りの売上進捗となっているが希釈水製造工場移転に伴う経費計上により損失幅が拡大となったが今後の効率化改善が図られる。アロマ事業では、2021年10月~12月の緊急事態宣言解除後も来店数の戻りが鈍く、売上に苦戦した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)
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1. 2022年9月期の業績見通し
フォーシーズHD<3726>の2022年9月期連結業績予想については、売上高3,270百万円(前期比32.5%増)、営業利益67百万円(前期は148百万円の損失)、経常利益64百万円(同150百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益60百万円(同178百万円の損失)と、2ケタ増収を見込み、各利益は黒字転換を見込んでいる。
2. 重点施策
セグメント別の重点施策は以下のとおりである。
(1) コミュニケーション・セールス事業
メディア媒体を含めたあらゆる販売チャネルを駆使し、顧客数・売上高・営業利益の拡大を目指す。パーソナルトレーナーとして顧客との信頼関係の構築及び継続のほか、Webでは保有リストを中心とした売上基盤の再構築と顧客コミュニケーションの再整備、海外への販路拡大により売上拡大を図る。また、炭酸を含んだ泡で肌の“めぐり”をサポートする顔用のパック「炭酸パックプレミアム」、シワ改善効果と美白効果を併せ持つ有効成分を配合した医薬部外品の部分用クリーム「ファインビジュアル ホワイトリンクルクリーム」などの新商品展開により、業績回復を目指す。
(2) 化粧品卸事業
顧客からの根強い支持がある「ナチュラルアクアジェル」と新商品「薬用ホワイトクリアジェル」のプロモーション展開及び店頭展開強化により、ピーリング商品の復権と新たな柱となる商品の育成を推進する。また、インスタグラマーやユーチューバーの活用によって国内EC販売を強化するほか、東南アジアを中心としたアジア市場の販売を強化することで、業績の回復を目指す。
(3) 衛生コンサルティング事業
引き続きニーズが高い「空間除菌デバイスDevirusAC(デヴィルスエーシー)」の販売のほか、HACCPジャパンが監修した飲食店向けHACCPアプリの展開により、微生物蛍光画像測定機「BACTESTER(バクテスター)」を用いたHACCP指導サービス強化を図る。
(4) アロマ事業
赤字体質からの脱却を図るため、MD(ブランド、店舗、顧客)コンセプトの見直し及び社員への教育体系を再構築し、既存店舗の活性化を図る。引き続き不採算店舗から脱却が難しい店舗はスクラップしていくと同時に、立地や出店条件等を総合的に判断し、利益の見込めるエリアへの出店も進めていくことで、業績の拡大と黒字化の早期実現を目指す。
3. 2022年9月期第1四半期の業績概要
2022年9月期第1四半期連結業績については、売上高652百万円(前年同期比36.4%増)、営業損失53百万円(前年同期は39百万円の損失)、経常損失52百万円(同41百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失48百万円(同44百万円の損失)となった。アロマ事業の売上が加わり増収となったものの、衛生コンサルティング事業及びアロマ事業の先行投資により、営業損失幅が拡大した。
コミュニケーション・セールス事業は新規顧客をテレビインフォマーシャルで行い、Webでの広告宣伝費を調整したことで減収となったものの、第2四半期以降はWeb媒体での新規獲得を再強化することで業績回復を目指す。化粧品卸事業は店頭・ECの売上が伸長し、増収及び損失幅が縮小した。衛生コンサルティング事業は、予算通りの売上進捗となっているが希釈水製造工場移転に伴う経費計上により損失幅が拡大となったが今後の効率化改善が図られる。アロマ事業では、2021年10月~12月の緊急事態宣言解除後も来店数の戻りが鈍く、売上に苦戦した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)
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