創通が続落、第２四半期営業利益２５．６％減を嫌気

　創通＜3711.T＞が続落。同社は８日の取引終了後、今１５年８月期第２四半期累計（１４年９月～１５年２月）の連結決算を発表。売上高１２５億３９００万円（前年同期比５．８％増）、営業利益１６億７９００万円（同２５．６％減）、純利益１０億７００万円（同２６．１％減）と大幅な減益となったことを嫌気している。メディア事業では「ガンダムビルドファイターズトライ」など２０作品の新作テレビアニメーション番組についてのプロデュースを計画通り実施した。しかし、就職情報事業を行う子会社ジェイ・ブロードで新卒採用の就職活動開始時期が１２月から３月に変更となり、収入の大半が第３四半期以降に後ろ倒しになることや、新番組のプロデュースが第２四半期累計に集中し、コンテンツ投資の償却額が前年同期に比べ増加したことが利益を圧迫している。
　通期業績は売上高２５０億円（前期比１２．１％増）、営業利益３７億５０００万円（同１１．１％増）、純利益２２億４０００万円（同１０．５％増）の従来見通しを据え置いた。

創通の株価は１０時２１分現在２３５０円（▼１５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）