エムアップが反発、第１四半期の実質大幅営業増益を評価

　エムアップ＜3661.T＞が反発、一時前日比８１円高の９７８円まで買われている。同社は１４日、取引終了後に今１５年３月期第１四半期（４～６月）決算を発表。ゆるキャラ社の株式６０％を取得し、連結子会社化したことから第１四半期より連結開示を実施。連結売上高８億７０００万円（前年同期の単独の実績は９億５６００万円）、営業利益１億５０００万円（同９３００万円）となった。単純比較はできないが、営業利益は前年同期の単独決算と比較して６１．３％の大幅な増益となっており、これを好感している。有料会員の増加を図るべく携帯コンテンツ配信事業では、アーティストやタレントの新規ファンクラブサイトの開設に引き続き注力、ゆるキャラやアニメといったキャラクターの積極的な獲得とコンテンツ制作も行っている。
　通期は売上高３１億４２００万円（前期単独実績３５億３７００万円）、営業利益４億５０００万円（同４億６７００万円）の従来予想を据え置いている。

エムアップの株価は９時２２分現在９５３円（△５６円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）