エムアップ、前期最終を69％下方修正

　エムアップ <3661> が5月14日大引け後(16:30)に業績修正を発表。18年3月期の連結最終利益を従来予想の3億1000万円→9600万円(前の期は3億1000万円)に69.0％下方修正し、減益率が横ばい→69.0％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の2億0500万円の黒字→900万円の赤字(前年同期は1億9100万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（連結）通期の業績につきまして、売上高は子会社によるアプリの配信開始等により計画を上回り推移いたしました。その一方で、子会社を中心に新規事業において想定以上の開発費が発生したことから、売上原価が上昇し営業利益は当初の想定を下回る見込みとなりました。営業外収益として投資有価証券売却益を計上いたしましたが、営業利益の減少を補うには至りませんでした。当期純利益につきましては、上記１、１）及び２）に記載いたしました通り、特別損失の計上による影響により、業績予想を下回る見込みです。（個別）通期の業績につきまして、売上高は概ね計画通りに推移いたしました。子会社を中心に、当社グループ全体として取り組む新規事業への先行投資として人員の採用を強化したことから、売上原価や販売費及び一般管理費が増加し、営業利益は想定を下回る見込みとなりました。経常利益については、連結に記載の通り、想定通りをやや下回り推移しております。当期純利益につきましては、上記１に記載いたしました通り営業外損失及び特別損失を計上するため、業績予想を下回る見込みです。（注）上記予想値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により異なる結果となる可能性があります。