【売り】㈱ジー・スリーホールディングス（3647）太陽光発電所買取報道で急伸も、やや過熱気味か。短期的な急落に注意を= フェアトレード 西村剛

■注目銘柄：【売り】㈱ジー・スリーホールディングス（3647）

自社運営のコンセプトマーケティングショップを活かした、F1・F2層向けマーチャンダイジングやトータルマーケティングを行う総合プロデュースビジネスを手掛ける。
2011年設立、本社所在地は東京都港区。

■㈱ジー・スリーホールディングスの経営成績
平成28年8月期第3四半期（平成27年9月1日～平成28年5月31日）における連結経営成績（累計）…

売上高：20.7億円（前年同期比+107.8％）
営業利益：1.7億円
経常利益：1.6億円
親会社株主に帰属する四半期純利益：1.4億円

■㈱ジー・スリーホールディングスの業績予想
平成28年8月期（平成27年9月1日～平成28年8月31日）予想（通期）…

売上高：27.0億円（前年同期比+103.4％）
営業利益：2.3億円
経常利益：2.3億円
親会社株主に帰属する当期純利益：1.8億円
（出典：平成28年8月期　第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

■㈱ジー・スリーホールディングスの投資指標
予想PER：64.44倍
実績PBR：13.70倍
※8月25日終値時点

■㈱ジー・スリーホールディングスの直近のニュース
24日、同社が未着工太陽光発電所の買取事業を開始すると発表。
再生エネルギー特措法の改正により、17年3月末までに電力会社との接続契約が締結できない場合は原則設備認定が失効することとなった。
また設備認定を得たものの建設計画が滞り稼働ができていない太陽光発電所が相当数存在しているが、このような背景のもと、同社は未着工太陽光発電所を買い取り、自社のノウハウのもとで太陽光発電所を建設する。
国内全地域で発電所規模100MW、買収総額30億円の予定。
こうした動きが好感され25日の株価は急反騰した。
（出典：2016年8月25日、Kabutanニュース）

■本記事のまとめ
25日は未着工太陽光発電所買取の買取報道を受けて大陽線をつける急伸ぶりだったが、翌26日は大陰線をつけ利益確定が先行しているもよう。
短期的に急落する可能性もあるので、今から手を出すのはリスクが大きいと考えられる。
しばらく様子を見ておく方が無難だろう。