駅探、上期経常を一転3％増益に上方修正

　駅探 <3646> [東証Ｇ] が10月24日大引け後(16:30)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の4300万円→6500万円(前年同期は6300万円)に51.2％上方修正し、一転して3.2％増益見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の1億8200万円(前期は1億4000万円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年３月期第２四半期（累計）連結業績につきまして、モビリティサポート事業における売上高は、新型コロナウイルス感染症による移動制限の緩和に伴い、有料会員の減少幅の縮小、駅探ドットコムや駅探アプリといった保有メディアへのアクセス数増による広告売上の増加や出張管理システムの改修案件の受注により伸長いたしました。一方、株式会社サークアが運営する広告配信プラットフォーム事業においては、広告配信量は計画を大きく上回っているものの、一部の主力商材におけるクリック単価が下がった影響で収益が減少し、グループ全体の売上高としては、前回公表予想を下回る見込みとなりました。　利益面では、粗利率の高いサービスの売上高増加により、売上高の減少分を上回ったことに加え、管理・運用業務において人的リソースの最適化による採用活動の見直しや上期に計画していた経費の一部が下期へ持ち越されたことで、費用が予想より減少し、営業利益以下各段階利益について、前回公表予想を上回る結果となりました。　なお、通期の連結業績予想につきましては、2022年５月11日に公表した数値に変更はありません。今後の業績動向等により、業績予想の修正が必要となった際には速やかに公表いたします。（注）上記の予想数値は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因によって異なる場合があります。