決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … ニデック、コーテクＨＤ、Ｇｅｎｋｙ (4月24日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月21日から24日の決算発表を経て25日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＰＬＡＮＴ <7646>
　23年9月期第2四半期累計(22年10月-23年3月)の経常利益(非連結)は前年同期比7.3％増の7.8億円に伸び、従来の52.4％減益予想から一転して増益で着地。

★No.2　コーテクＨＤ <3635>
　23年3月期の連結経常利益は前の期比18.1％減の398億円になったが、従来予想の310億円を上回って着地。

★No.3　ニデック <6594>
　23年3月期の連結最終利益は前の期比66.9％減の450億円に落ち込んだが、24年3月期は前期比3.7倍の1650億円に急拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7646> ＰＬＡＮＴ 　　東Ｓ　　 +3.09 　　4/24　　上期　　　　7.35
<3635> コーテクＨＤ 　東Ｐ　　 +2.77 　　4/24　本決算　　　　1.51
<6594> ニデック 　　　東Ｐ　　 +2.05 　　4/24　本決算　　　 74.14
<9267> Ｇｅｎｋｙ 　　東Ｐ　　 +1.11 　　4/24　　　3Q　　　 12.70
<2211> 不二家 　　　　東Ｐ　　 +0.20 　　4/24　　　1Q　　　-27.80

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした25日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース