コーテクＨＤ、今期経常は13％減益、前期配当増額も今期減配

　コーエーテクモホールディングス <3635> [東証Ｐ] が4月25日大引け後(16:30)に決算を発表。22年3月期の連結経常利益は前の期比23.9％増の486億円に伸びたが、23年3月期は前期比12.7％減の425億円に減る見通しとなった。

　同時に、前期の年間配当を98円→108円(前の期は1→1.3の株式分割前で117円)に増額し、今期は前期比12円減の96円に減配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比5.4％増の99.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の30.6％→42.5％に大幅上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営上の最重要政策の一つとして位置づけております。利益還元の基本方針としては、「配当金に自社株買付けを加えた連結年間総配分性向50％、あるいは１株当たり年間配当50円」としております。　令和４年３月期末の配当予想につきましては、令和４年１月31日に１株当たり98円と公表しておりましたが、業績予想を上回り、当期純利益は12期連続での最高益更新となったことを勘案し、１株当たりの期末配当を108円に修正いたします。　なお、本件につきましては令和４年６月16日開催予定の定時株主総会に付議する予定であります。