決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … プログリット、クラウディア、ゲームウィズ (1月10日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の1月9日から10日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　プログリット <9560>
　24年8月期第1四半期(9-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.2倍の3.2億円に急拡大し、通期計画の6.1億円に対する進捗率は52.6％に達し、さらに前年同期の30.3％も上回った。

★No.2　クラウディア <3607>
　24年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比0.7％増の8.4億円となり、通期計画の5.7億円に対する進捗率が148.2％とすでに上回り、さらに5年平均の127.9％も超えた。

★No.3　メディ一光Ｇ <3353>
　24年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比34.0％増の11.9億円に拡大し、通期計画の13億円に対する進捗率は91.5％に達し、5年平均の73.5％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9560> プログリット 　東Ｇ 　 +36.25 　　1/10　　　1Q　　　115.44
<3607> クラウディア 　東Ｓ 　 +21.52 　　1/10　　　1Q　　　　0.72
<3353> メディ一光Ｇ 　東Ｓ　　 +9.39 　　1/10　　　3Q　　　 34.01
<2300> きょくとう 　　東Ｓ　　 +2.10 　　1/10　　　3Q　　　103.21
<6552> ゲームウィズ 　東Ｓ　　 +0.32 　　1/10　　上期　　　　9.78

<3396> フェリシモ 　　東Ｓ　　 +0.21 　　1/10　　　3Q　　　　赤転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース