レナウンが動意含み、訪日客対応で１６年２月期の利益続伸を先取る動き

　レナウン<3606.T>が動意含み。ここ１２０円絡みで執拗な買いが観測されていたが、じわり水準を切り上げてきた。同社は中国・山東如意傘下で経営再建が進捗、１５年２月期は営業損益の４期ぶり黒字化を見込む。また、訪日客への対応強化を背景にインバウンド需要を取り込み１６年２月期も利益続伸が見込まれる。ＰＢＲは０．５倍台と割負け感が際立つ。業態は違うものの「同じく中国企業傘下で株価を大化けさせたラオックス<8202.T>の連想も働く」（市場関係者）との指摘も上値余地を想起させる。

レナウンの株価は１４時３５分現在１２４円（△３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）