東海染、前期経常を一転57％増益に上方修正

　東海染工 <3577> [東証Ｓ] が4月28日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の1億円→1.8億円(前の期は1.1億円)に80.0％上方修正し、一転して56.5％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.1億円→2.9億円(前年同期は1.3億円)に37.7％増額し、増益率が53.6％増→2.1倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年3月期通期の業績予想数値につきまして、以下の理由により前回予想を上回る見通しであります。　国内染色加工事業では、厳しい状況ながら複数回に渡る加工料値上げ効果に加え、受注改善の兆しがあり、保育サービス事業では、売上の増加、拠点開設準備費用や採用費・その他経費の見直しにより収益改善が見込まれることから、営業利益、経常利益、親会社株式に帰属する当期純利益を前回予想から修正いたします。（注）上記に記載した予想数値は、現時点での入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、今後、様々な変動要因により、実際の業績が上記数値と異なる可能性があります。