●　決算
2010/07/29 15:00 ﾄﾑｿﾝﾛｲﾀｰ セーレン：10年度 第1四半期連結、当期50.8％増6.72億円、11年3月予想22億円

［東京 ２９日 ロイター］
2010年度第1四半期 (2010年4月1日-2010年6月30日) 注) カッコ内は前年比、△は赤字
10年度第1四半期 09年度第1四半期 10年9月中間予想 11年3月期予想
売上高 （百万円） 21,247 17,791 42,100 83,500
(+19.4%) (-35.8%)
営業利益 （百万円） 1,295 △16 2,000 3,950
経常利益 （百万円） 1,666 692 2,250 4,150
(+140.6%) (-46.6%)
当期利益 （百万円） 672 446 1,150 2,200
(+50.8%) (-2.0%)
１株利益 （円） 11.23 7.44 19.19 36.71

●　 2010/07/30 13:44 株式新聞
セーレンが反発、自動車向けシートなどが伸び、業績見通し上方修正を材料視

　セーレンが４円高の５１０円と反発して始まり、一時２０円高の５２６円まで買われている。染色技術に強い繊維、産業資材の大手で、２９日に１１年３月期第１四半期（１０年４－６月）の連結決算を発表するとともに、１０年９月中間期の連結業績見通しを上方修正したことが材料視されている。

　９月中間期の売上高は従来予想比１７億円増の４２１億円（前年同期比１４．６％増）、営業利益が同６億円増の２０億円（同１３．６倍）、純利益が同１億５０００万円増の１１億５０００万円（同２５．８％増）となる見通しだ。上方修正の理由について会社側では、シートなど取引先の自動車メーカーからの受注が海外を中心に伸びていること、子会社ＫＢセーレンの原糸事業、工業資材事業の伸びなど寄与する見通しにある、ことを挙げている。

　１１年３月期の見通しについては、下期の動向が不透明として、従来の下期予想に上期の上方修正分を加算し、売上高８３５億円（前期比４．５％増）、営業利益３９億５０００万円（同９１．７％増）、純利益２２億円（同２１．７％増）の予想だ。この通期見通しは極めて慎重といえ、いずれ上ブレする可能性が高い。（高野龍一）

［ 株式新聞ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］
提供：モーニングスター社 (2010-07-30 13:44)

●　2010/08/16 13:08 株式新聞
特許フォーカス＝セーレン：展開時の厚みを規制するとともに、乗員の拘束性能を高めたエアバッグなど

　繊維大手のセーレンは、独自の染色技術に定評。隣接する色画素層間における異色インクの混入により発生する混色を防ぎ、ブラックマトリックスを形成可能な感光性黒色樹脂（２０１０－１７００９３、住友化学と共同）、展開時の厚みを規制するとともに、乗員の拘束性能を高めたエアバッグ（２０１０－１６７９１３）を提供する。

　洗濯を繰り返しても、耐水圧が低下しにくい透湿防水迷彩布巾（２０１０－１６３７２９、ユニチカと共同）や、インクをスムーズに流通させながらフィルターを通過させ、インクを均一に加温できるインクジェットヘッドユニット（２０１０－１６２７８６）も手掛ける。
　（　）内の数字は特許公開番号、年度－公開番号

［ 株式新聞ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］
提供：モーニングスター社 (2010-08-16 13:08)

◎　8/19　509円

↓コメント追加情報
●　2010/10/27　中間連結、10年9月当期30％増11.88億円、11年3月予想27.2％増23億円

●　2011/01/11 14:51 ﾌｨｽｺ
セーレン－－666(+45)
大幅反発。昨年末の報道で、解凍後もiPS細胞の死滅を防ぐ新たな凍結保存法を開発と伝わり、年初から上値追いの動きが続く格好となっている。