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力の源ホールディングスのニュース
以下は、フィスコソーシャルレポーターの薬味多めで氏(ブログ「個人投資家最前線」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2020年1月6日7時00分に執筆
皆さん、ラーメンは好きですか?
私は週に2~3杯食べるラーメンフリークだったのですが、2019年11月から開始した糖質制限ダイエットの為、月に1~2杯に我慢しています。ラーメンの中でも家系ラーメンや豚骨ラーメンが好きなのですが、豚骨ラーメンでは「一蘭」や「一風堂」が好きです。
今日は、そのラーメン専門店「一風堂」を展開する事で知られる力の源HD<3561>を分析していきたいと思います。
■事業内容について
同社が展開する事業は、HPによると大きく分けて6つあります。
▽一風堂事業
言わずと知れたラーメン専門店「一風堂」の運営をしています。1985年10月16日に福岡県福岡市で創業以来、様々なコンテストで同店のラーメンがチャンピオンを受賞しています。
▽国内外食事業
「一風堂」以外にもうどん店、沖縄料理店など様々な飲食店を展開しています。
▽海外事業
アメリカを始めとして、13カ国·地域に258店舗を出店しています。
▽製造·商品販売事業
グループ会社である渡辺製麺は、業務用のそば麺や中華麺、そばつゆなどを販売。個人向けにも蕎麦のみならず、一風堂のお土産商品などを販売しています。
▽コンサルティング事業
「未来の老舗を作る」をスローガンに、長続きする店舗を作る為のコンサルティング事業を展開しています。
▽人材育成事業
飲食業向けの研修プログラム、人材教育サービスも展開しているようです。
■注目している基本の3項目
私は個別株に投資する際に、はじめに下記の3つのポイントに適合しているかどうかをチェックします。
1)主力製品、サービスに意義があり、実需が存在する実業である事、つまりは、主観的に好感が持てる商売をしていること。
2)業界が右肩上がりであること、または、高いレベルで安定している事。つまりは、売り上げと利益増が今後も見込めること。
3)株主還元スタイルを取っていること。
この3つは、何かの雑誌で読んだのか、本で読んだのか、他のブロガーさんの記事で読んだのかは完全に失念してしまったのですが、事情により投資スタイルを短期思考から長期保有思考に変更する期間に読んで、非常に腹落ちしたので参考にさせて頂いている基本チェック項目となります。
力の源HDは、この3つにあてはまると考えています。
■業績・財務についての分析
▽連結業績の推移(単位は百万円)
決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
18.3 24,451 905 872 634
19.3 27,466 957 922 615
20.3予 30,010 1,150 1,072 700
緩やかな右肩上がりになっているといえ、好材料と考えます。
▽自己資本とROE(19.3期時点)
自己資本:43.22億円
自己資本比率:26.4%
ROE:14.35%
自己資本比率は低めですがROE(株主資本利益率)は目安となる10%を超えているため、好材料と考えます。ただ、18.3期ROEの16.53%から下がっている点は少し気になります。
▽PERとPBR、ミックス係数(2019年12月30日終値で計算)
PER:34.11倍
PBR:5.41倍
ミックス係数:184.53 ※ミックス係数=PER×PBR
バリュー株投資家のベンジャミン・グレアムにならって、ミックス係数が22.5倍以下の銘柄を割安と判断するなら、同社は割安とは言えなさそうです。
▽連結キャッシュフロー(CF、単位は百万円)
決算期 営業CF 投資CF フリーCF
17.3 914 -977 -63
18.3 1,411 -1,583 -172
19.3 2,207 -1,180 1,027
営業CFはプラスが続いていますので、本業は順調と判断しています。また、改善してきているフリーCFもプラスとなっていますので、経営状態は良好といえそうです。
▽配当と優待
19.3期の年間配当は1株あたり8円。20.3期の配当も1株あたり8円と予想されていますので、昨年末終値1,009円で計算すると、配当利回りは0.79%となります。飲食業全般に言えることですが、配当利回りはあまり高いとは言えません。
ただ、優待特典が魅力的だと思います。例えば、同社株式を100株保有して10%割引の優待カードを受け取ります。780円のラーメンを毎月1杯食べると仮定すると、年間で936円の割引が受けられます。これを配当金と合わせると、実質利回りは172%になります。割引率が20%になる日もあるので、それ以上の実質利回りを受けることも可能です。
■買いか?売りか?様子見か?
ここまで力の源HDの分析を行ってみましたが、個人的に「買い」の銘柄だと考えています。実際に2019年12月5日に899円で1単元買っています(本当は、2単元欲しかったんですが...)。
毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。
一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
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執筆者名:薬味多めで
ブログ名:個人投資家最前線
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※2020年1月6日7時00分に執筆
皆さん、ラーメンは好きですか?
私は週に2~3杯食べるラーメンフリークだったのですが、2019年11月から開始した糖質制限ダイエットの為、月に1~2杯に我慢しています。ラーメンの中でも家系ラーメンや豚骨ラーメンが好きなのですが、豚骨ラーメンでは「一蘭」や「一風堂」が好きです。
今日は、そのラーメン専門店「一風堂」を展開する事で知られる力の源HD<3561>を分析していきたいと思います。
■事業内容について
同社が展開する事業は、HPによると大きく分けて6つあります。
▽一風堂事業
言わずと知れたラーメン専門店「一風堂」の運営をしています。1985年10月16日に福岡県福岡市で創業以来、様々なコンテストで同店のラーメンがチャンピオンを受賞しています。
▽国内外食事業
「一風堂」以外にもうどん店、沖縄料理店など様々な飲食店を展開しています。
▽海外事業
アメリカを始めとして、13カ国·地域に258店舗を出店しています。
▽製造·商品販売事業
グループ会社である渡辺製麺は、業務用のそば麺や中華麺、そばつゆなどを販売。個人向けにも蕎麦のみならず、一風堂のお土産商品などを販売しています。
▽コンサルティング事業
「未来の老舗を作る」をスローガンに、長続きする店舗を作る為のコンサルティング事業を展開しています。
▽人材育成事業
飲食業向けの研修プログラム、人材教育サービスも展開しているようです。
■注目している基本の3項目
私は個別株に投資する際に、はじめに下記の3つのポイントに適合しているかどうかをチェックします。
1)主力製品、サービスに意義があり、実需が存在する実業である事、つまりは、主観的に好感が持てる商売をしていること。
2)業界が右肩上がりであること、または、高いレベルで安定している事。つまりは、売り上げと利益増が今後も見込めること。
3)株主還元スタイルを取っていること。
この3つは、何かの雑誌で読んだのか、本で読んだのか、他のブロガーさんの記事で読んだのかは完全に失念してしまったのですが、事情により投資スタイルを短期思考から長期保有思考に変更する期間に読んで、非常に腹落ちしたので参考にさせて頂いている基本チェック項目となります。
力の源HDは、この3つにあてはまると考えています。
■業績・財務についての分析
▽連結業績の推移(単位は百万円)
決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
18.3 24,451 905 872 634
19.3 27,466 957 922 615
20.3予 30,010 1,150 1,072 700
緩やかな右肩上がりになっているといえ、好材料と考えます。
▽自己資本とROE(19.3期時点)
自己資本:43.22億円
自己資本比率:26.4%
ROE:14.35%
自己資本比率は低めですがROE(株主資本利益率)は目安となる10%を超えているため、好材料と考えます。ただ、18.3期ROEの16.53%から下がっている点は少し気になります。
▽PERとPBR、ミックス係数(2019年12月30日終値で計算)
PER:34.11倍
PBR:5.41倍
ミックス係数:184.53 ※ミックス係数=PER×PBR
バリュー株投資家のベンジャミン・グレアムにならって、ミックス係数が22.5倍以下の銘柄を割安と判断するなら、同社は割安とは言えなさそうです。
▽連結キャッシュフロー(CF、単位は百万円)
決算期 営業CF 投資CF フリーCF
17.3 914 -977 -63
18.3 1,411 -1,583 -172
19.3 2,207 -1,180 1,027
営業CFはプラスが続いていますので、本業は順調と判断しています。また、改善してきているフリーCFもプラスとなっていますので、経営状態は良好といえそうです。
▽配当と優待
19.3期の年間配当は1株あたり8円。20.3期の配当も1株あたり8円と予想されていますので、昨年末終値1,009円で計算すると、配当利回りは0.79%となります。飲食業全般に言えることですが、配当利回りはあまり高いとは言えません。
ただ、優待特典が魅力的だと思います。例えば、同社株式を100株保有して10%割引の優待カードを受け取ります。780円のラーメンを毎月1杯食べると仮定すると、年間で936円の割引が受けられます。これを配当金と合わせると、実質利回りは172%になります。割引率が20%になる日もあるので、それ以上の実質利回りを受けることも可能です。
■買いか?売りか?様子見か?
ここまで力の源HDの分析を行ってみましたが、個人的に「買い」の銘柄だと考えています。実際に2019年12月5日に899円で1単元買っています(本当は、2単元欲しかったんですが...)。
毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。
一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
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執筆者名:薬味多めで
ブログ名:個人投資家最前線
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