決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … プロパテＤＢ、指月電、広栄化学 (7月30日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月27日から30日の決算発表を経て31日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　デファクト <3545>
　18年9月期第3四半期累計(17年10月-18年6月)の経常利益(非連結)は前年同期比20.1％増の3億4100万円に伸び、通期計画の4億8000万円に対する進捗率は前年同期の64.4％を上回る71.0％に達した。

★No.2　ＧＭＯペパボ <3633>
　18年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.1倍の3億0600万円に急拡大し、通期計画の3億3000万円に対する進捗率は92.7％に達し、5年平均の49.3％も上回った。

★No.3　さくらＫＣＳ <4761>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は2.3億円の赤字(前年同期は3億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3545> デファクト 　　東Ｍ　　 +9.22 　　7/30　　　3Q　　　 20.07
<3633> ＧＭＯペパボ 　ＪＱ　　 +8.42 　　7/30　　上期　　　209.09
<4761> さくらＫＣＳ 　東２　　 +2.97 　　7/30　　　1Q　　　　赤縮
<6994> 指月電 　　　　東２　　 +2.68 　　7/30　　　1Q　　　 89.70
<4389> プロパテＤＢ 　東Ｍ　　 +1.96 　　7/30　　　1Q　　　　　－

<2393> ケアサプライ 　東２　　 +1.24 　　7/30　　　1Q　　　 23.71
<9950> ハチバン 　　　ＪＱ　　 +0.91 　　7/30　　　1Q　　　-24.42
<9826> ＪＥＵＧＩＡ 　東２　　 +0.88 　　7/30　　　1Q　　　 46.15
<9377> ＡＧＰ 　　　　ＪＱ　　 +0.71 　　7/30　　　1Q　　　 34.91
<9799> 旭情報 　　　　東２　　 +0.64 　　7/30　　　1Q　　　　0.65

<4367> 広栄化学 　　　東２　　 +0.24 　　7/30　　　1Q　　　-11.34

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした31日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース