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ウイルプラスホールディングスのニュース
■業績の動向
1. 2019年6月期第2四半期決算の概要
ウイルプラスホールディングス<3538>の2019年6月期第2四半期決算は、売上高13,677百万円(前年同期比9.7%増)、営業利益565百万円(同14.3%減)、経常利益559百万円(同14.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益336百万円(同17.6%減)と、増収減益で着地した。
期初予想との比較では、売上高が予想に対して1.4%(200百万円)の未達となり、それを反映して営業利益以下の各利益項目も期初予想に対して若干未達となった。
売上高は前年同期比9.7%増と順調に伸長した。2019年6月期第2四半期は期中にジープの「Wrangler」、アルファロメオのSUV「Stelvio」、BMWの「X4」、ボルボの「V60」といったニューモデルが発売され、いずれも順調な販売となった。また、マイナーチェンジのあったMINIの新車やボルボの中古車も堅調に推移した。
新店効果としては、2018年4月に獲得したジャガー・ランドローバー湘南や2018年12月1日付でオープンしたポルシェセンター仙台の売上高が純増分として寄与した。また、車両整備や保険などのストック型売上高も順調に拡大した。
利益面では、売上高が前述のように前年同期比9.7%(1,206百万円)の増収となり、売上総利益は184百万円の増益となった。しかしながら新規オープンに伴うデモカーの増加や店舗設備の取得で減価償却費が同110百万円増加したほか、人件費(75百万円)や諸経費(91百万円)の増加もあり、販管費は前年同期比で278百万円増加した。これらの結果、営業利益は前年同期比94百万円(14.3%)の減益となった。
期初予想との比較で収益が未達となった要因は、一部ブランドの受注が想定を超えて好調だったものの、メーカーからのデリバリー開始時期の遅れ及びメーカーからの在庫引き当てが不足したことの2つの理由から納車が2019年6月期下期以降にずれ込んだことが主たる要因だ。2019年6月期第2四半期にリリースされた他の新型車については、Stelvio、X4、V60とも計画通りでの推移となった模様だ。これらはそれぞれのブランドのなかで量販車種という位置づけではないため、同社自身も抑え気味の販売計画を立てていたとみられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
<HN>
1. 2019年6月期第2四半期決算の概要
ウイルプラスホールディングス<3538>の2019年6月期第2四半期決算は、売上高13,677百万円(前年同期比9.7%増)、営業利益565百万円(同14.3%減)、経常利益559百万円(同14.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益336百万円(同17.6%減)と、増収減益で着地した。
期初予想との比較では、売上高が予想に対して1.4%(200百万円)の未達となり、それを反映して営業利益以下の各利益項目も期初予想に対して若干未達となった。
売上高は前年同期比9.7%増と順調に伸長した。2019年6月期第2四半期は期中にジープの「Wrangler」、アルファロメオのSUV「Stelvio」、BMWの「X4」、ボルボの「V60」といったニューモデルが発売され、いずれも順調な販売となった。また、マイナーチェンジのあったMINIの新車やボルボの中古車も堅調に推移した。
新店効果としては、2018年4月に獲得したジャガー・ランドローバー湘南や2018年12月1日付でオープンしたポルシェセンター仙台の売上高が純増分として寄与した。また、車両整備や保険などのストック型売上高も順調に拡大した。
利益面では、売上高が前述のように前年同期比9.7%(1,206百万円)の増収となり、売上総利益は184百万円の増益となった。しかしながら新規オープンに伴うデモカーの増加や店舗設備の取得で減価償却費が同110百万円増加したほか、人件費(75百万円)や諸経費(91百万円)の増加もあり、販管費は前年同期比で278百万円増加した。これらの結果、営業利益は前年同期比94百万円(14.3%)の減益となった。
期初予想との比較で収益が未達となった要因は、一部ブランドの受注が想定を超えて好調だったものの、メーカーからのデリバリー開始時期の遅れ及びメーカーからの在庫引き当てが不足したことの2つの理由から納車が2019年6月期下期以降にずれ込んだことが主たる要因だ。2019年6月期第2四半期にリリースされた他の新型車については、Stelvio、X4、V60とも計画通りでの推移となった模様だ。これらはそれぞれのブランドのなかで量販車種という位置づけではないため、同社自身も抑え気味の販売計画を立てていたとみられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
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