決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … ＨＩＳ、三井ハイテク、グッドコムＡ (9月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の9月12日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＨＩＳ <9603>
　22年10月期第3四半期累計(21年11月-22年7月)の連結最終損益は332億円の赤字(前年同期は336億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.2　トルク <8077>
　22年10月期第3四半期累計(21年11月-22年7月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の3億2600万円に急拡大し、通期計画の3億6100万円に対する進捗率は90.3％に達し、さらに前年同期の33.7％も上回った。

★No.4　三井ハイテク <6966>
　23年1月期の連結経常利益を従来予想の205億円→265億円(前期は156億円)に29.3％上方修正し、増益率が30.8％増→69.1％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9603> ＨＩＳ 　　　　東Ｐ　　 +9.43 　　9/13　　　3Q　　　　赤縮
<8077> トルク 　　　　東Ｐ　　 +8.26 　　9/13　　　3Q　　　145.11
<3475> グッドコムＡ 　東Ｐ　　 +4.73 　　9/13　　　3Q　　　 24.57
<6966> 三井ハイテク 　東Ｐ　　 +3.82 　　9/13　　上期　　　135.79
<3480> ＪＳＢ 　　　　東Ｐ　　 +1.81 　　9/13　　　3Q　　　 20.88

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース