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And Doホールディングスのニュース
■要約
ハウスドゥ<3457>は、不動産売買仲介における日本最大のフランチャイズチェーン網を生かして、SPA(製造型小売業)のように業界初のサービス・事業を次々と開発・商品化し、市場に浸透させることに成功している。
1. トピックス
同社は2020年10月、約15年ぶりにコンセプトとロゴを一新した。新しいブランドスローガンである『住まいのすべてを、スマートに。』には、IT・Webを融合させた不動産テック企業として、住まいのことなら何でもワンストップでスマートに応えることで、不動産業界を顧客のための業界に変革していく意思が込められている。
2020年8月には、新たに「デジタルトランスフォーメーション(DX)推進本部」を設立した。これまでも時代のニーズに即したソリューションサービスを提供する「不動産サービスメーカー」として、リアルの店舗ネットワークとIT・Webを融合させることで、情報のオープン化と安心・便利な不動産サービスの窓口となる「不動産コンビニ」構想の実現を進めてきたが、これに加えDX推進本部を新設することにより、顧客が安心・便利に利用できる「不動産×金融×IT」を融合したサービスの推進を目指す。2021年6月期第2四半期の業績面では、フランチャイズ事業で集客や営業活動にオンラインを積極的に活用したことで業務効率及び生産性が向上し、結果として収益性が上がっている。
2. リバースモーゲージ保証事業の育成
リバースモーゲージ保証事業を第三の柱として育成すべく、継続的な先行投資を推進している。これは、ストック型収益の同事業は物件購入資金などが不要なうえ、粗利率が高く、営業活動も金融機関が担当するため、同社にとって高収益事業に育つポテンシャルを持つためである。2017年10月に開始した同事業は、2020年6月期末の提携金融機関が12行、2021年6月期第2四半期末は21行と大幅に伸長している。これまで地方銀行や信用金庫を中心に提携してきたが、2021年1月には全国対応・来店不要の楽天銀行と新たに提携したことで、同行によるプロモーションなどの積極的な取り組みが期待される。
3. 2021年6月期第2四半期累計業績は、売上高、利益ともに過去最高を更新
2021年6月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比29.1%増の18,734百万円、営業利益が同135.3%増の1,241百万円となった。第2四半期累計で過去最高の売上高、利益ともに過去最高を更新し、順調な進捗状況を示した。成長強化事業(フランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業)の業績が安定して伸長したことに加え、不動産売買事業でニーズに合った物件の仕入れ強化に注力したことで商品在庫が充実し、堅調に推移する実需を獲得できた。
2021年6月期の業績見通しについては、売上高で前期比3.3%増~14.2%増の33,976百万円~37,532百万円、営業利益で同43.3%増~85.5%増の2,713百万円~3,512百万円と期初計画を据え置いている。下限値をベースラインとして、コロナ禍の影響縮減及び各事業の巡航速度への早期回復、各種取り組みの効果を想定し、上限値を設定している。
■Key Points
・新たなブランディングにより、15年ぶりにコンセプトとロゴを一新
・リバースモーゲージ保証事業を第三の柱に育成
・2021年6月期第2四半期累計業績は、売上高、利益ともに過去最高を更新
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
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ハウスドゥ<3457>は、不動産売買仲介における日本最大のフランチャイズチェーン網を生かして、SPA(製造型小売業)のように業界初のサービス・事業を次々と開発・商品化し、市場に浸透させることに成功している。
1. トピックス
同社は2020年10月、約15年ぶりにコンセプトとロゴを一新した。新しいブランドスローガンである『住まいのすべてを、スマートに。』には、IT・Webを融合させた不動産テック企業として、住まいのことなら何でもワンストップでスマートに応えることで、不動産業界を顧客のための業界に変革していく意思が込められている。
2020年8月には、新たに「デジタルトランスフォーメーション(DX)推進本部」を設立した。これまでも時代のニーズに即したソリューションサービスを提供する「不動産サービスメーカー」として、リアルの店舗ネットワークとIT・Webを融合させることで、情報のオープン化と安心・便利な不動産サービスの窓口となる「不動産コンビニ」構想の実現を進めてきたが、これに加えDX推進本部を新設することにより、顧客が安心・便利に利用できる「不動産×金融×IT」を融合したサービスの推進を目指す。2021年6月期第2四半期の業績面では、フランチャイズ事業で集客や営業活動にオンラインを積極的に活用したことで業務効率及び生産性が向上し、結果として収益性が上がっている。
2. リバースモーゲージ保証事業の育成
リバースモーゲージ保証事業を第三の柱として育成すべく、継続的な先行投資を推進している。これは、ストック型収益の同事業は物件購入資金などが不要なうえ、粗利率が高く、営業活動も金融機関が担当するため、同社にとって高収益事業に育つポテンシャルを持つためである。2017年10月に開始した同事業は、2020年6月期末の提携金融機関が12行、2021年6月期第2四半期末は21行と大幅に伸長している。これまで地方銀行や信用金庫を中心に提携してきたが、2021年1月には全国対応・来店不要の楽天銀行と新たに提携したことで、同行によるプロモーションなどの積極的な取り組みが期待される。
3. 2021年6月期第2四半期累計業績は、売上高、利益ともに過去最高を更新
2021年6月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比29.1%増の18,734百万円、営業利益が同135.3%増の1,241百万円となった。第2四半期累計で過去最高の売上高、利益ともに過去最高を更新し、順調な進捗状況を示した。成長強化事業(フランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業)の業績が安定して伸長したことに加え、不動産売買事業でニーズに合った物件の仕入れ強化に注力したことで商品在庫が充実し、堅調に推移する実需を獲得できた。
2021年6月期の業績見通しについては、売上高で前期比3.3%増~14.2%増の33,976百万円~37,532百万円、営業利益で同43.3%増~85.5%増の2,713百万円~3,512百万円と期初計画を据え置いている。下限値をベースラインとして、コロナ禍の影響縮減及び各事業の巡航速度への早期回復、各種取り組みの効果を想定し、上限値を設定している。
■Key Points
・新たなブランディングにより、15年ぶりにコンセプトとロゴを一新
・リバースモーゲージ保証事業を第三の柱に育成
・2021年6月期第2四半期累計業績は、売上高、利益ともに過去最高を更新
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
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