決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … アークランズ、大有機、三陽商 (10月6日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の10月5日から6日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　三陽商 <8011>
　24年2月期の連結経常利益を従来予想の28億円→32億円(前期は24.3億円)に14.3％上方修正し、増益率が14.9％増→31.3％増に拡大する見通しとなった。

★No.2　ワキタ <8125>
　24年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比2.1％増の28.5億円となったが、通期計画の65.5億円に対する進捗率は43.6％にとどまり、5年平均の49.0％も下回った。

★No.3　わらべ日洋 <2918>
　24年2月期の連結経常利益を従来予想の55.5億円→67.5億円(前期は46.2億円)に21.6％上方修正し、増益率が19.9％増→45.9％増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<8011> 三陽商 　　　　東Ｐ 　 +39.29 　 10/ 6　　上期　　　　黒転
<8125> ワキタ 　　　　東Ｐ　　 +9.98 　 10/ 6　　上期　　　　2.14
<2918> わらべ日洋 　　東Ｐ　　 +7.55 　 10/ 6　　上期　　　 58.99
<9717> ジャステック 　東Ｐ　　 +5.82 　 10/ 6　　　3Q　　　　9.85
<4187> 大有機 　　　　東Ｐ　　 +3.30 　 10/ 6　　　3Q　　　-32.98

<9842> アークランズ 　東Ｐ　　 +1.79 　 10/ 6　　上期　　　-26.93
<2734> サーラ 　　　　東Ｐ　　 +0.82 　 10/ 6　　　3Q　　　-25.18
<3454> Ｆブラザーズ 　東Ｐ　　 +0.76 　 10/ 6　　　3Q　　　185.64

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース