決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … イオン、安川電、イオンＦＳ (4月9日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の4月8日から9日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　パイプドＨＤ <3919>
　21年2月期の連結経常利益は前の期比3.8％増の14.5億円に伸びたが、22年2月期は前期比3.8％減の14億円に減る見通しとなった。

▲No.4　エスクロＡＪ <6093>
　21年2月期の連結経常利益は前の期比24.2％増の5億4900万円に伸びたが、22年2月期は前期比8.6％減の5億0200万円に減る見通しとなった。

▲No.6　チヨダ <8185>
　21年2月期の連結経常損益は41.7億円の赤字(前の期は6.6億円の赤字)に赤字幅が拡大したが、従来予想の44億円の赤字を上回って着地。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3919> パイプドＨＤ 　東１　　 -9.71 　　4/ 9　本決算　　　 -3.78
<8570> イオンＦＳ 　　東１　　 -8.08 　　4/ 9　本決算　　　　8.11
<6506> 安川電 　　　　東１　　 -7.11 　　4/ 9　本決算　　　 59.36
<6093> エスクロＡＪ 　東１　　 -6.64 　　4/ 9　本決算　　　 -8.56
<4343> イオンファン 　東１　　 -4.50 　　4/ 9　本決算　　　　黒転

<8185> チヨダ 　　　　東１　　 -4.49 　　4/ 9　本決算　　　　　－
<6289> 技研製 　　　　東１　　 -4.46 　　4/ 9　　上期　　　-12.32
<6432> 竹内製作所 　　東１　　 -4.36 　　4/ 9　本決算　　　 -8.26
<8267> イオン 　　　　東１　　 -3.42 　　4/ 9　本決算　　　 44.09
<8127> ヤマトインタ 　東１　　 -1.16 　　4/ 9　　上期　　　-31.09

<9974> ベルク 　　　　東１　　 -1.14 　　4/ 9　本決算　　　 -5.36
<1377> サカタタネ 　　東１　　 -0.88 　　4/ 9　　　3Q　　　 26.11
<3454> Ｆブラザーズ 　東１　　 -0.88 　　4/ 9　　　1Q　　　　黒転
<3280> エストラスト 　東１　　 -0.85 　　4/ 9　本決算　　　-20.05
<8168> ケーヨー 　　　東１　　 -0.70 　　4/ 9　本決算　　　　0.86

<6136> ＯＳＧ 　　　　東１　　 -0.66 　　4/ 9　　　1Q　　　-32.19

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース