決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ＴＳＩＨＤ、ワキタ、サーラ (7月6日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月5日から6日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　Ｆブラザーズ <3454>
　18年11月期第2四半期累計(17年12月-18年5月)の連結経常利益は前年同期比71.0％増の28.5億円に拡大し、通期計画の44.5億円に対する進捗率は64.0％に達し、4年平均の59.6％も上回った。

★No.2　ワキタ <8125>
　19年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比4.6％増の16.6億円に伸び、通期計画の62億円に対する進捗率は26.8％となり、5年平均の29.0％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3454> Ｆブラザーズ 　東１ 　 +11.09 　　7/ 6　　上期　　　 71.03
<8125> ワキタ 　　　　東１　　 +6.88 　　7/ 6　　　1Q　　　　4.59
<3608> ＴＳＩＨＤ 　　東１　　 +3.84 　　7/ 6　　　1Q　　　-24.41
<2734> サーラ 　　　　東１　　 +1.06 　　7/ 6　　上期　　　-20.78

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース