菊池製作所がしっかり、「ふくしま医療福祉機器（救急・災害対応医療機器）開発事業」の交付決定

　菊池製作所<3444.T>がしっかり。１０日の取引終了後、福島県が公募した「ふくしま医療福祉機器（救急・災害対応医療機器）開発事業」に関して、同社が自律制御システム研究所（千葉市稲毛区）や京都大学などと共同で開発を進めているテーマが採択され、交付が決定したと発表しており、業績への寄与や今後の事業進展への期待感から買われているようだ。
　今回応募したテーマは、「マルチコプタによる山岳災害における救急・救難支援システムの開発」。災害時のさまざまな場所で、マルチコプタによる被災者の自動識別を可能とし、迅速な救助活動を実現するシステムを開発するのが目的で、体温・脈拍などの生体物理現象データを識別するセンサーを搭載した長距離、長時間、高速航行可能なドローンを開発するという。事業期間は６月１０日から来年２月２８日までで、事業総額は８６６０万円を予定している。なお、交付決定補助金額は５７７３万３０００円。

菊池製作所の株価は９時１６分現在１６０６円（△５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）