サンコテクノ、前期経常を29％下方修正

　サンコーテクノ <3435> [東証Ｓ] が5月9日大引け後(15:40)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の18.5億円→13億円(前の期は20.4億円)に29.5％下方修正し、減益率が9.4％減→36.1％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の11億円→5.5億円(前年同期は11億円)に49.5％減額し、減益率が0.6％減→49.9％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、工事部門の工期遅延や失注が通期にわたって継続し、計画の下振れに大きく影響したことにより、前回予想を下回る見込みです。　利益面につきましては、上記による売上高減少の影響に加え、機能材事業におけるアルコール検知器が、期初の販売計画を大きく下回った影響により、棚卸資産評価損252 百万円を計上する見込みです。これらの結果、前回予想を下回る見込みです。（注)本資料に記載されている業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。