アルファＣｏ、今期経常を28％下方修正

　アルファ <3434> [東証Ｓ] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比18.6％減の3.8億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の18億円→13億円(前期は10.3億円)に27.8％下方修正し、増益率が73.7％増→25.5％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比61.7％増の9.2億円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比28.7％増の1.3億円に伸びたが、売上営業損益率は前年同期の0.7％→-1.1％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2023年3月期における通期連結業績予想につきまして、円安進行に伴う売上高の上振れ要因があるものの、自動車部品事業におきまして、半導体供給不足による顧客での減産が継続しており、当初の受注想定を下回る見込みであります。また、生産変動に伴う固定費等の負担増や原材料やエネルギー費等の高止まりが続いております。これらに伴い、通期の連結業績予想を上記の通り修正いたします。 なお、2022年５月12日時点で想定しておりました為替レートは１USドル＝120円、1ユーロ＝130円であります。また、今回の通期連結業績予想に用いた想定レートは１USドル＝135円 １ユーロ＝135円であります。