916円
東レのニュース
■GMOメディ <6180> 3,745円 (+700円、+23.0%) ストップ高
GMOメディア <6180> [東証G]がストップ高。6日の取引終了後、24年12月期の連結経常利益は7億1000万円(前期比31.4%増)になりそうだと発表。従来予想の6億4000万円から上方修正し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが好感された。利益率の高い自社メディアの投資育成事業(EdTech及び美容医療)が順調に成長を続けていることに加え、AI・RPAの利活用で業務効率化が進展したことが上振れの要因としている。あわせて、期末一括配当を従来計画の121円から174円(前期は105円)に大幅増額修正した。業績好調に伴う普通配当23円、5カ年計画超過達成&上場10期記念配当30円を上積みする。
■玉井船 <9127> 1,740円 (+300円、+20.8%) ストップ高
玉井商船 <9127> [東証S]がストップ高。同社は7日午後2時半、25年3月期の連結業績予想の修正を発表。今期の売上高予想は7億円減額して53億円(前期比14.8%減)に見直した一方、最終利益予想は21億円増額して25億2000万円(同3.4倍)に大幅に上方修正した。未定としていた年間配当予想については前期と横ばいの80円とした。配当利回りの高さも関心を集める要因となり、好感されたようだ。グループ所有の外航船1隻について11月中の売船を予定しており、特別利益を計上する。あわせて開示した9月中間期の売上高は前年同期比18.9%減の27億8000万円、最終利益は同18.0%増の3億6700万円となった。
■ネットワン <7518> 4,305円 (+700円、+19.4%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。ネットワンシステムズ <7518> [東証P]がストップ高。6日取引終了後、SCSK <9719> [東証P]から完全子会社化を目的としたTOBを受けたことを明らかにした。TOB価格が1株4500円であることから、これにサヤ寄せする格好となった。買い付け予定数は7944万893株(下限5296万600株、上限設定なし)、買い付け期間は11月7日から12月18日まで。TOB成立後にネットワン株は上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は6日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定した。
■コカBJH <2579> 2,320円 (+377円、+19.4%)
東証プライムの上昇率2位。コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス <2579> [東証P]が3日続急騰。6日取引終了後、24年12月期連結業績予想について売上高を8824億円から8880億円(前期比2.2%増)へ、純利益を69億円から74億円(同4.0倍)へ上方修正すると発表。あわせて配当増額や自社株買いを発表しており、これらが好感され買いを呼び込んだ。人出の増加や猛暑などを背景に需要が増加するなか、新製品の展開や効果的な営業施策が奏功。販売数量が想定以上に伸び業績を押し上げた。あわせて配当政策の変更を発表。これまで純利益の30%以上を目安に配当を実施する方針を掲げていたが、変更後は28年12月期を最終年度とする中期経営計画の期間に配当性向40%以上および28年のDOE2.5%以上を目指し、累進配当を導入するとした。これに伴い、今期の配当予想を50円から53円(前期50円)に増額した。自社株買いについては取得上限を2000万株(自己株式を除く発行済み株数の11.0%)、または300億円とした。期間は11月11日から来年10月31日まで。加えて、11月11日付で2300万株(発行済み株数の11.2%)の自社株を消却するとした。
■メイコー <6787> 6,600円 (+1,000円、+17.9%) ストップ高
東証プライムの上昇率3位。メイコー <6787> [東証P]がストップ高。6日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を1950億円から1970億円(前期比9.8%増)へ、営業利益を160億円から190億円(同62.9%増)へ上方修正すると発表した。受注状況が好調に推移しているため。あわせて、配当予想を72円から80円(前期68円)に増額しており、これらが好感され買いを呼び込んだ。
■京王 <9008> 3,949円 (+593円、+17.7%)
東証プライムの上昇率4位。京王電鉄 <9008> [東証P]が急反騰。6日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を4540億円から4700億円(前期比15.0%増)へ、営業利益を460億円から550億円(同25.5%増)へ上方修正すると発表。あわせて配当増額や自社株買いを発表しており、これらが好感され買いを呼び込んだ。不動産販売業での販売戸数の増加に加え、ホテル業での客室単価上昇による増収などが業績を押し上げる。配当予想は70円から100円(前期52円50銭)に引き上げた。自社株買いについては取得上限を560万株(自己株式を除く発行済み株数の4.6%)、または150億円とした。期間は11月14日から来年3月31日まで。
■クラボウ <3106> 5,350円 (+675円、+14.4%) 一時ストップ高
東証プライムの上昇率6位。クラボウ <3106> [東証P]が3日続急騰、一時ストップ高となった。7日午後1時半、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比1.1%減の718億4500万円、営業利益は同9.4%増の42億4100万円、最終利益は同35.8%増の34億2500万円となった。2ケタの営業減益予想から一転、営業増益で着地した。加えて、年間配当予想を30円増額して150円(前期比50円増配)に見直したほか、取得総数130万株(自己株式を除く発行済み株式総数の7.34%)、取得総額60億円を上限とする自社株買いの実施も公表しており、業況と株主還元姿勢を評価した買いを集めたようだ。自社株の取得期間は11月8日から25年10月31日。11月25日には自己株100万株の消却も予定する。4~9月期は化成品事業において、 半導体製造装置向け高機能樹脂製品の受注が回復し、太陽電池向け機能フィルムも好調に推移した。
■シグマクシス <6088> 1,901円 (+233円、+14.0%)
東証プライムの上昇率7位。シグマクシス・ホールディングス <6088> [東証P]が続急騰。6日の取引終了後に発表した25年3月期上期(4-9月)の連結経常利益は前年同期比43.8%増の30億200万円に拡大して着地。あわせて、通期の同利益予想を従来の53億円から56億5000万円(前期比30.2%増)に上方修正し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが好感された。主力のコンサルティング事業で顧客の旺盛な需要を背景に、単価の上昇やビジネスパートナーの活用による業績貢献に加え、社内コンサルタントの稼働率が計画を上回って推移していることを織り込んだ。同時に、11月末現在の株主を対象に、1株から2株への株式分割を実施すると発表。あわせて、今期の期末一括配当を従来計画の34円から19円に修正した。株式分割を考慮すると、実質11.8%の増額となる。
■大成建 <1801> 7,350円 (+865円、+13.3%) 一時ストップ高
東証プライムの上昇率8位。大成建設 <1801> [東証P]が3日続急騰、一時ストップ高となった。7日午後1時ごろ、取得上限3000万株(自己株式を除く発行済み株数の16.41%)、または1500億円とする大規模な自社株買いの実施を発表した。期間は11月8日から来年11月7日まで。これを好感した買いが向かっている。同時に4-9月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比29.0%増の9522億9800万円、純利益は同3.0倍の448億4900万円だった。企業の堅調な設備投資意欲に伴う民間投資の持ち直しと底堅い公共投資が追い風となった。投資有価証券売却益の増加も寄与した。あわせて、通期の純利益予想を前期比2.1倍の830億円(従来予想650億円)へ上方修正した。売上高、営業利益見通しに変更はない。
■ゴルドウイン <8111> 8,813円 (+984円、+12.6%)
東証プライムの上昇率9位。ゴールドウイン <8111> [東証P]が続急騰。7日午前10時ごろに発表した4-9月期連結決算は売上高が前年同期比4.4%増の533億6700万円、純利益が同7.4%増の78億6500万円だった。従来予想(売上高528億円、純利益66億円)から上振れして着地しており、これが好感された。登山需要やインバウンド需要の回復、ECを通じた定番商品の販売拡大に加え、広告宣伝費を中心に販管費の執行時期を見直したことが業績を押し上げた。また、韓国の持ち分法適用会社からの受取配当金なども寄与した。あわせて、取得上限71万株(自己株式を除く発行済み株数の1.52%)、または70億円とする自社株買いの実施を発表した。期間は11月8日から来年3月31日まで。
■ニチコン <6996> 1,139円 (+127円、+12.6%)
東証プライムの上昇率10位。ニチコン <6996> [東証P]が急反騰。同社が手掛ける車載用アルミ電解コンデンサーが一部大口顧客の在庫調整局面が続いているほか、産業用インバーター機器向けも過剰在庫を背景に需要停滞が続いている。6日取引終了後に、25年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の100億円から52億円(前期比41.6%減)に大幅下方修正した。しかし、今期業績の低迷は事前に株価に織り込みが進んでおり、8月初旬以降、底値圏でのもみ合いが続いていた。今回、収益予想減額も配当計画には変更がなく、株価指標面でもPBRが0.6倍台と売られ過ぎの水準にある。更に株式需給面では外資系証券経由で貸株市場を通じた空売りが積み上がっており、目先材料出尽くしでショート筋の手仕舞い(買い戻し)の動きに火がついた。
■東レ <3402> 951.4円 (+105.9円、+12.5%)
東レ <3402> [東証P]が3日続急騰。同社は7日、取得総数1億5500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の9.67%)、取得総額1000億円を上限とする自社株買いの実施を発表。これを受け投資資金が流入したようだ。取得期間は8日から2025年11月7日。同社は5月、2026年度までに政策保有株式を50%削減し、売却代金を全額自己株式の取得に充当する方針を公表していたが、今回の発表はこの方針に基づく。あわせて今期の最終利益予想を70億円増額し、880億円(前期比4.0倍)に修正した。
■守谷輸送機 <6226> 2,267円 (+251円、+12.5%)
守谷輸送機工業 <6226> [東証S]が6日続急騰。同社は6日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想の上方修正を発表。今期の売上高予想を6億5000万円増額して196億2000万円(前期比11.9%増)、最終利益予想を6億8000万円増額して25億3000万円(同47.3%増)に見直した。更に、期末配当予想を10円増額して23円に修正しており、これらをポジティブに受け止めた投資家の買いを誘ったようだ。4-9月期は新設エレベーターの粗利益率が改善したほか、工事損失引当金戻入額が発生。保守・修理の受注も好調で期初の想定をやや上回る見込みとなった影響などを踏まえ、通期の業績予想を修正した。年間配当予想は33円(前期比13円増配)となる。
■日触媒 <4114> 1,889.5円 (+197円、+11.6%)
日本触媒 <4114> [東証P]が急反騰。7日午後3時、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、最終利益予想を15億円増額して165億円(前期比49.9%増)に修正した。加えて、9月30日を基準日とする中間配当について従来の予想から19円増額し54円としたうえで、期末配当予想も19円増額し54円とした。年間配当予想は108円となり、配当利回りは足もとで5%を上回る水準となった。業況と配当予想の増額修正を好感した買いが集まったようだ。今期の売上高予想は据え置いた。下期は販売数量の減少が利益を圧迫する要因となる見込みだが、原料価格の下落によるスプレッドの拡大を予想。持ち分法による投資損益も増加する見込みで、これらの影響を業績予想に織り込んだ。同社は今年4月1日に1株を4株に分割している。株式分割後の水準で前期の年間配当は45円で、実質増配の見通しとなる。
■ヤマエGHD <7130> 2,145円 (+203円、+10.5%)
ヤマエグループホールディングス <7130> [東証P]が急反騰。6日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比55.2%増の4797億6600万円、最終利益は同6.5%増の41億9900万円となった。7-9月期の最終利益は同82%増と大幅な増益を果たしており、評価されたようだ。上期では食品関連事業において、記録的な猛暑や夏のイベント開催によるアルコール飲料の販売が好調に推移し大幅な増収となった。グループ入りした子会社の業績も寄与した。
■ダイワボウ <3107> 3,068円 (+265円、+9.5%)
ダイワボウホールディングス <3107> [東証P]が急反発。上値指向を強めた。6日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正し、好感されたようだ。今期の売上高予想は1111億5000万円増額して1兆1235億円(前期比16.1%増)、経常利益予想は19億円増額して334億円(同6.3%増)、最終利益予想は12億円増額して230億円(同5.4倍)に見直した。ITインフラ流通事業において、企業のIT投資が堅調に推移した。「Windows10」の更新需要も想定より前倒しで拡大し、4-9月期の業績押し上げに寄与した。9月30日を基準日とする中間配当は従来の予想から10円増額の45円で決定。期末配当予想も10円増額し45円に引き上げた。年間配当予想は90円(前期比26円増配)となる。
■ダイヘン <6622> 7,270円 (+580円、+8.7%) 一時ストップ高
ダイヘン <6622> [東証P]が3日続急伸、一時ストップ高となった。同社は6日取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比0.2%減の50億6400万円となったが、従来予想の45億円から上振れたことが好感されたようだ。売上高は同21.7%増の960億8800万円(従来予想は900億円)で着地。エネルギーマネジメント事業で国内の配電機器及び海外の大形変圧器の更新需要が増加したほか、マテリアルプロセシング事業では生成AIの活用拡大を背景に半導体製造装置用高周波電源が堅調だった。なお、通期業績予想については売上高2050億円(前期比8.7%増)、営業利益160億円(同5.6%増)とする従来見通しを据え置いている。
※7日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
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