当社店舗に初めて訪れたのは、2013年。今やイオンと化したダイエー店舗巡りの途上で見かけたのが初めてだった。すでに九州ではこの時点でほぼ手中に収まっている状態で、近隣の食品スーパーと競合する事態になっていた。
そしてついに今年、首都圏にもうって出てきたのだ。この動きは、まさに戦国時代の島津氏をほうふつとさせる。
久しぶりに当社の店舗に入って驚いたのは、当社規格の商品が多いということ。これにはびっくりした。
ＰＢを作るのではなく、「ここでしか買えない量目」「特別感」を演出しつつ、価格は押さえてある。これをメーカーとタイアップしてできることの凄さは、当社に更なるバイイングパワーが備わったことの表れである。
1000店舗規模のドラッグストアは、そうそうない。食品比率の高さが当社の躍進の立役者だが、このまま全国制覇となるか、どうかは、首都圏でのシェアがどう出るかにかかっている。