オープンＨが大幅反発、戸建住宅牽引し２０年３月期は２ケタ営業増益で実質増配へ

　オープンハウス<3288.T>が急反発で年初来高値更新。１４日の取引終了後に発表した２０年９月期の連結業績予想で、売上高６０００億円（前期比１１．０％増）、営業利益６５５億円（同１３．４％増）、純利益４４１億円（同１１．９％増）と２ケタ営業増益を見込み、年間配当を８０円と実質増配を予定していることが好感されている。

　都市部の戸建住宅に対する高い需要を背景に、戸建関連事業で年間９０００棟を超える供給を見込んでおり、これが業績を牽引する。また、収益不動産事業も高い需要が続く見通しだ。

　なお、１９年９月期決算は、売上高５４０３億７６００万円（前の期比３８．３％増）、５７７億７９００万円（同２２．１％増）、純利益３９４億５００万円（同２３．９％増）だった。

出所：MINKABU PRESS