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フージャースHD(3284)ジャクソンホール会議通過でインフレを容認、バリュー株見直しの流れに追い風◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆
ジャクソンホール会議通過でインフレを容認、バリュー株見直しの流れに追い風
【事業内容】
首都圏を中心にマンション分譲を全国展開している独立系マンション会社。「デュオ」ブランドで大型マンションだけでなくコンパクトマンションや戸建て、シニア向け、リノベーション事業にも注力。不動産関連としてホテルやスポーツ施設の運営事業も手がけている。最近の取り組みではヘルスケアリートを手がける新会社としてフージャースリートアドバイザーズを昨年8月に設立。
【業績面】
業績面においては8/6に第1Q決算発表を行い、売上高は1.9%増収、営業利益は赤字拡大も下振れ幅は限定的。不動産開発事業は前期比18.4%増と伸びた一方、コロナ禍影響の大きい不動産関連サービス事業が37.6%減、スポーツクラブやホテルの運営収入が大きく落ち込んだ。元来、不動産売買のビジネスは収益計上時期にムラがある中、経済活動自粛時期の4-6月を無難に乗り越えられたのは大きい。
【株価動向】
株価は7/6に安値501円をつけて割安に放置されていたが、上記決算発表を機に見直し買いが入り底値圏を脱する動きになっている。未だコロナショック以前の水準には程遠いものの、回復傾向を辿っており、200日線奪回に期待がかかる。昨晩のジャクソンホール会議では米FRBパウエル議長によりインフレ容認を示唆する姿勢から金利は上昇を見せ、不動産関連は今後金利低下の恩恵よりもインフレ期待で株価が押し上げられる側面が強く出るとみる。
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