決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … Ｊストリーム、プロパテＤＢ、明星電 (10月30日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月29日から30日の決算発表を経て31日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　明星電 <6709>
　19年3月期の連結経常利益を従来予想の3億円→2億5000万円(前期は1900万円)に16.7％下方修正し、増益率が16倍→13倍に縮小する見通しとなった。

▲No.2　ショクブン <9969>
　19年3月期の連結経常損益を従来予想の2億5000万円の黒字→1億5000万円の赤字(前期は1億0900万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.3　ハウスコム <3275>
　19年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比19.1％減の2.6億円に減り、通期計画の13.4億円に対する進捗率は19.8％となり、5年平均の20.6％とほぼ同水準だった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6709> 明星電 　　　　東２　　 -8.65 　 10/30　　上期　　　　赤縮
<9969> ショクブン 　　東２　　 -5.88 　 10/30　　上期　　　　赤拡
<3275> ハウスコム 　　ＪＱ　　 -4.01 　 10/30　　上期　　　-19.15
<9377> ＡＧＰ 　　　　ＪＱ　　 -2.97 　 10/30　　上期　　　　0.77
<6181> パートナーＡ 　東Ｍ　　 -2.90 　 10/30　　上期　　　 86.57

<3622> ネットイヤー 　東Ｍ　　 -1.79 　 10/30　　上期　　　　赤縮
<5104> 日東化工 　　　東２　　 -1.24 　 10/30　　上期　　　-29.03
<4308> Ｊストリーム 　東Ｍ　　 -0.63 　 10/30　　上期　　　-38.46
<7559> ＧＦＣ 　　　　ＪＱ　　 -0.49 　 10/30　　上期　　　-97.65
<4389> プロパテＤＢ 　東Ｍ　　 -0.34 　 10/30　　上期　　　　　－

<5484> 東北鋼 　　　　ＪＱ　　 -0.15 　 10/30　　上期　　　-12.81

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした31日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース