コーセーＲＥ、前期経常が上振れ着地・今期は1％増益、前期配当を2円増額・今期は2円増配へ

　コーセーアールイー <3246> が3月12日大引け後(15:30)に決算を発表。20年1月期の連結経常利益は前の期比58.4％減の6.4億円に落ち込んだが、従来予想の4.5億円を上回って着地。21年1月期は前期比1.4％増の6.5億円に伸びる見通しとなった。

　同時に、前期の年間配当を11円→13円(前の期は33円)に増額し、今期も前期比2円増の15円に増配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である11-1月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比62.5％減の4.8億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の16.6％→12.7％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、2019 年12 月９日にお知らせしました『当社連結子会社における不適切行為ならびに当社の対応に関するお知らせ』記載の事象による影響で、12 月以降完成の投資物件の引渡件数が減少したことと、消費税増税後の契約が伸び悩んだことにより前期実績を下回りました。　営業利益につきましては、売上高が減少したことと、前期に比べ販売開始の物件が多かったため、販売費の増加により前期実績を下回りました。　経常利益、当期純利益につきましては、営業利益が減少したことが主な要因であります。