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アーバネット Research Memo(5):2019年6月期上期は大幅な増収増益を実現。用地仕入れの積み上げも順調

配信元:フィスコ
投稿:2019/03/08 16:15
■業績動向

2. 2019年6月期上期業績の概要
アーバネットコーポレーション<3242>の2019年6月期上期の業績は、売上高が前年同期比29.9%増の11,473百万円、営業利益が同15.9%増の1,412百万円、経常利益が同18.2%増の1,306百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同19.6%増の906百万円と大幅な増収増益となった。また、2018年12月13日付の増額修正予想に対しても売上高が60.1%、営業利益が69.9%と順調に進捗している。

堅調な不動産市況を背景として、「不動産開発販売」の伸びが増収に大きく寄与した。自社開発による投資用マンション等の販売戸数は8棟441戸(前年同期比116戸増)に拡大。そのうち3棟228戸(前年同期は1棟29戸)が販売効率の高い1棟一括販売となっており、業績の底上げに寄与している。また、「その他」についても、増加した賃貸収益物件により伸長した。

利益面でも、開発コストが大きく増加しているものの、増収効果に加えて、1棟一括販売が多かったことや販管費の抑制により大幅な営業増益を実現。営業利益率も12.3%(前年同期は13.8%)と高い水準を維持した。

財務面では、用地仕入れの積み上げ等に伴う「販売用不動産」及び「仕掛販売用不動産」の増加により、総資産が29,855百万円(前期末比4.7%増)に拡大した一方、自己資本も内部留保の積み増しにより8,129百万円(同9.2%増)に増加したことから、自己資本比率は27.2%(前期末は26.1%)に改善。また、有利子負債は、長短合わせて18,313百万円(前期末比0.8%減)と横ばいで推移しており、事業拡大と財務基盤の安全性のバランスがうまく取られていると言える。

キャッシュ・フローの状況についても、今後の成長に向けた用地仕入れを積極的に進めながらも、四半期純利益の計上や仕入債務の増加等により、営業キャッシュ・フローはプラスを確保。一方、投資キャッシュ・フローは有形固定資産の取得等により若干マイナスとなったほか、財務キャッシュ・フローも配当金の支払等によりマイナスとなったものの、営業キャッシュ・フローのプラスで賄ったことから、「現金及び現金同等物」の残高は若干増加した。


自社開発ホテルプロジェクトは2020年初夏の竣工を予定
3. 主な活動実績
(1) 自社開発物件の用地仕入れ
2019年6月期上期は、前述のとおり、自社開発の投資用マンション8棟(408戸)、テラスハウス3戸の合計411戸を販売。一方、今後の成長につながる用地仕入れにも積極的に取り組み、2019年6月期下期の販売分240戸に加えて、2020年6月期以降の販売分1,381戸を積み上げており、当面、増収増益基調が継続する見通しとなっている。全般的に都心のマンション用地は仕入れが難しい環境が続いているが、同社は物件厳選等により慎重な姿勢を取りつつも、積極的な仕入れを継続していく方針である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)


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配信元: フィスコ
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