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*17:42JST ジェネレーションパス---23年10月期減収なるも、主力のECマーケティング事業は増収で着地
ジェネレーションパス<3195>は15日、2023年10月期連結決算を発表した。売上高が前期比5.2%減の151.51億円、営業損失が0.04億円(前期は0.74億円の利益)、経常利益が同81.9%減の0.71億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.23億円(同3.43億円の利益)となった。
ECマーケティング事業の売上高は前年同期比2.8%増の128.30億円、セグメント利益は同5.8%減の2.52億円となった。主にYahoo!ショッピングにおいてモール全体として売上が減少した影響を受けたが、依然として残る新型コロナウイルス感染症の影響により喚起されたEC需要や在宅勤務・巣ごもり需要等、変遷する消費者ニーズを的確に捉え、各種セールや夏物の新商品を継続的に導入したことにより家具・生活雑貨等の販売が堅調に推移した結果、売上高は前年同期比で増収となった。また、利益面については、PB商品の開発及び物流施策等、各種利益改善の諸施策を加速させているが、当年度においては円安やエネルギー価格上昇に伴う仕入価額の上昇や、物流コストの上昇によるコスト増を吸収するに至らなかったことにより、前年同期を下回る水準で推移した。
商品企画関連事業の売上高は同34.2%減の22.20億円、セグメント利益は同53.0%減の0.46億円となった。新型コロナウイルス感染症拡大防止のために2020年から行われていた社会経済活動の制約がほぼ解消されたことで、海外出張による現地サポートが活発化し営業活動の強化が図れているが、新規受注案件の納品が翌年度にずれ込んでいること及び既存の取引先の受注が軟調に推移し売上高は前年同期比で減収となった。また、利益面については、主として既存取引先の売上高の減少を補うための新規受注案件の納品の大部分が翌年度にずれ込み、前年を下回る水準で推移した。
受託開発事業の売上高は同116.3%増の2.56億円、セグメント利益は同223.9%増の1.00億円となった。当年度においては、自社グループソフトウエアの開発案件について、セグメント間をまたいだ発注が行われたことによる売上等が計上されたことにより、売上面・利益面で寄与した。
その他については、非物販事業としておしゃれなインテリア・雑貨の紹介、それらの実例の紹介及び家に関するアイデアを紹介するWEBメディア「イエコレクション」及び前期に立ち上げたシーン・相手別におすすめの贈り物をセレクトするWEBメディア「プレゼントコレクション」について、掲載する記事数やPV数の拡大に向けた人員増加等への投資の他、第2四半期累計期間において新たに、様々なテーマに合わせて書籍・映画をセレクトするWEBメディア「ブックスコレクション」を立ち上げ、収益拡大を図ってきたが、一部大手サービスの終了等に伴う減収があったことから、想定している売上高水準及び利益水準に至らなかった。
2024年10月期通期の連結業績予想については、昨今の成長率の鈍化を解消し、今まで以上の成長速度を達成するための重点投資の絞り込みを進めている段階であるが、昨今の急激な為替変動や資源価格等の高騰の影響から、これらの投資による業績への影響を見積もることが難しいことから、現時点においては非開示としている。今後同社グループのより一層の成長に寄与する投資案及びその事業計画が確定し、業績予想の開示が可能になった時点で速やかに公表するとしている。
<SO>
ECマーケティング事業の売上高は前年同期比2.8%増の128.30億円、セグメント利益は同5.8%減の2.52億円となった。主にYahoo!ショッピングにおいてモール全体として売上が減少した影響を受けたが、依然として残る新型コロナウイルス感染症の影響により喚起されたEC需要や在宅勤務・巣ごもり需要等、変遷する消費者ニーズを的確に捉え、各種セールや夏物の新商品を継続的に導入したことにより家具・生活雑貨等の販売が堅調に推移した結果、売上高は前年同期比で増収となった。また、利益面については、PB商品の開発及び物流施策等、各種利益改善の諸施策を加速させているが、当年度においては円安やエネルギー価格上昇に伴う仕入価額の上昇や、物流コストの上昇によるコスト増を吸収するに至らなかったことにより、前年同期を下回る水準で推移した。
商品企画関連事業の売上高は同34.2%減の22.20億円、セグメント利益は同53.0%減の0.46億円となった。新型コロナウイルス感染症拡大防止のために2020年から行われていた社会経済活動の制約がほぼ解消されたことで、海外出張による現地サポートが活発化し営業活動の強化が図れているが、新規受注案件の納品が翌年度にずれ込んでいること及び既存の取引先の受注が軟調に推移し売上高は前年同期比で減収となった。また、利益面については、主として既存取引先の売上高の減少を補うための新規受注案件の納品の大部分が翌年度にずれ込み、前年を下回る水準で推移した。
受託開発事業の売上高は同116.3%増の2.56億円、セグメント利益は同223.9%増の1.00億円となった。当年度においては、自社グループソフトウエアの開発案件について、セグメント間をまたいだ発注が行われたことによる売上等が計上されたことにより、売上面・利益面で寄与した。
その他については、非物販事業としておしゃれなインテリア・雑貨の紹介、それらの実例の紹介及び家に関するアイデアを紹介するWEBメディア「イエコレクション」及び前期に立ち上げたシーン・相手別におすすめの贈り物をセレクトするWEBメディア「プレゼントコレクション」について、掲載する記事数やPV数の拡大に向けた人員増加等への投資の他、第2四半期累計期間において新たに、様々なテーマに合わせて書籍・映画をセレクトするWEBメディア「ブックスコレクション」を立ち上げ、収益拡大を図ってきたが、一部大手サービスの終了等に伴う減収があったことから、想定している売上高水準及び利益水準に至らなかった。
2024年10月期通期の連結業績予想については、昨今の成長率の鈍化を解消し、今まで以上の成長速度を達成するための重点投資の絞り込みを進めている段階であるが、昨今の急激な為替変動や資源価格等の高騰の影響から、これらの投資による業績への影響を見積もることが難しいことから、現時点においては非開示としている。今後同社グループのより一層の成長に寄与する投資案及びその事業計画が確定し、業績予想の開示が可能になった時点で速やかに公表するとしている。
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