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ジェネレーションパスのニュース
■要約
ジェネレーションパス<3195>は、インターネット通販サイト「リコメン堂」を多店舗運営するマーケティング支援サービス企業である。同社の基本的なビジネスモデルは、商材メーカーに寄り添って、特定のECプラットフォームに特化したアプローチを行う独自のWebマーケティング手法「EPO」を活用して拡販支援サービスを行うものである。
1. 2022年10月期第2四半期の連結業績概要
2022年10月期第2四半期の連結業績は、売上高7,696百万円(前年同期は6,400百万円)、営業利益82百万円(前年同期は4百万円の損失)、経常利益163百万円(前年同期比285.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益121百万円(同906.7%増)となった。なお、2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」等を適用しているため、売上高の前年同期比増減率は記載していない。グループの売上高は前年同期を上回る水準で推移した。引き続きEC需要・巣ごもり需要が増加したことから家具・家電・生活雑貨などの売上が好調だったほか、高価格帯の家具などの売れ行きも好調であった。これにより第2四半期累計では、前年同期に続き過去最高の売上高を達成した。一方で利益面については、ECマーケティング事業の好調による売上高の伸びに加えて、PB商品の開発を積極的に推進した。さらに、物流施策などの利益改善の取り組みを継続したこと、商品企画関連事業においてロックダウンを受けた工場の稼働制限により大きく落ち込んでいた子会社のGenepa Vietnam Co.,Ltd.(以下、ジェネパベトナム)の回復もあって、前年同期を上回る水準で推移した。
2. 2022年10月期の連結業績見通し
同社は2022年10月期の連結業績見通しについて、現時点において合理的に先行きを算定することが困難とし、今後の動向を見極めて業績予想の開示が可能になった時点で速やかに公表するとしている。ECマーケティング事業においては、消費者ニーズを捉えることで「リコメン堂」における事業拡大が見込まれる。また、商品企画関連事業においては、ECマーケティング事業で蓄積されたビッグデータを活用し、商品提案及び新規顧客開拓を加速させつつ、中国の青島新綻紡貿易有限会社及びジェネパベトナムの稼働率をさらに向上させ、売上高・営業利益の拡大に努める。特に2022年10月期第2四半期においてジェネパベトナムの生産体制の回復に伴う業績への影響は大きかっただけに、下期の好調は継続すると弊社では見ている。
■Key Points
・自社サイト「リコメン堂」好調、消費者ニーズ取り込み高額商品が伸びる
・トップラインの拡大を主目的として、商品数を中期的に250万点まで揃える
・「EPO」という独自かつ汎用性のあるマーケティング手法を活用
・2022年10月期下期の初月となる2022年5月の月次売上は、前年同月比39.0%増と好調な出だし
・新型コロナウイルス感染症の拡大(以下、コロナ禍)で停止していたジェネパベトナムの工場稼働率回復で商品企画関連事業は黒字転換
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<EY>
ジェネレーションパス<3195>は、インターネット通販サイト「リコメン堂」を多店舗運営するマーケティング支援サービス企業である。同社の基本的なビジネスモデルは、商材メーカーに寄り添って、特定のECプラットフォームに特化したアプローチを行う独自のWebマーケティング手法「EPO」を活用して拡販支援サービスを行うものである。
1. 2022年10月期第2四半期の連結業績概要
2022年10月期第2四半期の連結業績は、売上高7,696百万円(前年同期は6,400百万円)、営業利益82百万円(前年同期は4百万円の損失)、経常利益163百万円(前年同期比285.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益121百万円(同906.7%増)となった。なお、2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」等を適用しているため、売上高の前年同期比増減率は記載していない。グループの売上高は前年同期を上回る水準で推移した。引き続きEC需要・巣ごもり需要が増加したことから家具・家電・生活雑貨などの売上が好調だったほか、高価格帯の家具などの売れ行きも好調であった。これにより第2四半期累計では、前年同期に続き過去最高の売上高を達成した。一方で利益面については、ECマーケティング事業の好調による売上高の伸びに加えて、PB商品の開発を積極的に推進した。さらに、物流施策などの利益改善の取り組みを継続したこと、商品企画関連事業においてロックダウンを受けた工場の稼働制限により大きく落ち込んでいた子会社のGenepa Vietnam Co.,Ltd.(以下、ジェネパベトナム)の回復もあって、前年同期を上回る水準で推移した。
2. 2022年10月期の連結業績見通し
同社は2022年10月期の連結業績見通しについて、現時点において合理的に先行きを算定することが困難とし、今後の動向を見極めて業績予想の開示が可能になった時点で速やかに公表するとしている。ECマーケティング事業においては、消費者ニーズを捉えることで「リコメン堂」における事業拡大が見込まれる。また、商品企画関連事業においては、ECマーケティング事業で蓄積されたビッグデータを活用し、商品提案及び新規顧客開拓を加速させつつ、中国の青島新綻紡貿易有限会社及びジェネパベトナムの稼働率をさらに向上させ、売上高・営業利益の拡大に努める。特に2022年10月期第2四半期においてジェネパベトナムの生産体制の回復に伴う業績への影響は大きかっただけに、下期の好調は継続すると弊社では見ている。
■Key Points
・自社サイト「リコメン堂」好調、消費者ニーズ取り込み高額商品が伸びる
・トップラインの拡大を主目的として、商品数を中期的に250万点まで揃える
・「EPO」という独自かつ汎用性のあるマーケティング手法を活用
・2022年10月期下期の初月となる2022年5月の月次売上は、前年同月比39.0%増と好調な出だし
・新型コロナウイルス感染症の拡大(以下、コロナ禍)で停止していたジェネパベトナムの工場稼働率回復で商品企画関連事業は黒字転換
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<EY>
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