白鳩、前期経常を48％下方修正、未定だった配当は無配継続（訂正）

　白鳩 <3192> [東証Ｓ] が3月17日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。23年2月期の経常損益(非連結)を従来予想の6300万円の黒字→3300万円の黒字(前の期は6700万円の赤字)に47.6％下方修正した。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の経常損益も従来予想の1500万円の黒字→1500万円の赤字(前年同期は2700万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前の期は無配)とし、無配継続する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、中国の新型コロナウイルス感染症拡大によるロックダウンの影響を受け、主力のNB（ナショナルブランド）商品、並びにPB（プライベートブランド）商品の入荷遅延が継続し、受注機会を逸したことなどにより、当初予想を下回る見込みであります。利益面におきましても、コスト削減に努めたものの、減収に加え、計画外で一過性の販管費が発生しました。これらの結果、営業利益・経常利益・当期純利益において当初予想を下回る見込みであります。（注）業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。